コンシードの精神

スポーツは子どもたちに、マナーを教えるツールという側面もある思うのですが、パスケットボールの実際は、オトナでさえ、まだ今一つだと思います。

ガベージタイム ( garbage time )

ある試合で、第4ピリオド残り2分時点で負けを認める流れとなりました。全員交代で、それまで出場していなかったガードを送り出しましたが、(リーグ1位の)勝ちチームが激しいディフェンスで・・・失礼でしょ?どうやら、全員得点をしたかったみたいですが、子どもだって分かる悪いマナーだと思います。

NBAのトップリーグだとガベージタイムには、普段プレイタイムが与えられていない若手プレイヤーの出番となります。
ここで試合慣れさせたり、結果を出すことでプレイタイムの獲得に繋げたりします。
また、ガベージタイムには下記の暗黙の了解が存在します。
・勝っているチームはタイムアウトを取ってはいけない。
・怪我防止のため、シュートに対してはファウルをしてはいけない。
・必要以上に派手なプレイ(ダンク等)や振る舞いをしてはいけない。

ガベージタイム/garbage time | 【COSMOS】バスケットボールクラブチーム から引用

上記の引用元でも紹介されていますが、下記の動画は分かりやすい出来事です。Jordan ClarksonもJoel Embiidもいいヤツなんでしょうね。

Jordan Clarkson throws ball at Dario Saric, setting off Cavaliers-76ers scuffle | ESPN

このようなマナーは、技術レベルやチームの成績に関係なく、大切にできるものだと思います。市民レベルでも浸透して欲しいです。

試合終了

一般市民の大会で、試合後に相手チーム、審判&TOなどに挨拶します。勝敗は関係ありません。

だけど、ときどき、後味が悪いときがあります。(1)浮かれ過ぎの勝ちチーム(2)挨拶がちゃんと出来ない負けチーム、どちらも改めて欲しいです。

皆さん、時間を調整して、試合を成立させているのですから、自然と、互いに感謝の気持ちがあっても良いと思います。

コンシード ( concede )

イギリス発祥のゴルフ、カーリングでは「コンシード」のルールがあります。

concedeの意味は「しぶしぶ認める」ですが、どちらかというと「恐れ入りました」なニュアンスだと思います。

ゴルフ

ホールの勝数を競うマッチプレーでは、相手の次のショットがカップインしたものとみなし、ホールアウトすることが出来るというルールがあります。自分の負けが確定する前に、自分の負けを認めてしまうということです。これを「コンシード」と言います。

(中略)

打数で競うストロークプレーでは、コンシードは認められていません。ですが、アマチュア同士のコンペや接待ゴルフでは、「OK」という名でコンシードが使われることが多いです。

(後略)

コンシードとは – ゴルフの学校 から引用

幸いなことに、わたしは接待ゴルフとは無縁です。ですから、まったく分からないのですが、なぜ「OK」があるのでしょう。もしも、接待バスケットボールがあれば、FTで「OK」を使うのでしょうか。

カーリング

コンシードとは負けているチームが自分のチームの負けを認め相手チームのパーフォーマンスに対して敬意を表すことです。力尽きるとか、降参するという表現の ギブアップ とは違います。

(中略)

世界ではカーリングゲームが終了した後,勝ったチームは負けたチームにクラブハウスでビール、コーヒー等をおごる習慣があります。そんなことからも負けたチームへの配慮が伺われます。

(後略)

カーリング:デンマークチームはギブアップではない,コンシードです : 楽餓鬼 から引用

先日、開催された日本選手権女子決勝、最後の場面です。予選から数えて、同じ相手に3戦3敗なので、いろいろな思いがある中でのコンシードです。

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