スポーツビジョンのトレーニングをしてみたいと思ったことはありませんか?
ほとんどすべてのスポーツで、ビジョンの能力はパフォーマンスの大きな要素を占めます。この記事では、今更ながら「見る力を実践で鍛える DS眼力トレーニング」を紹介します。
スポーツビジョンに限らず、トレーニングは続けなければ効果を得ることができません。わたしは、できることなら、専門の施設で、専門家のサポートでスポーツビジョントレーニングしてみたいと思っています。しかし、実生活において、そこまで時間を割く覚悟がありません。しかし、ゲーム機で行えるスポーツビジョントレーニングであれば、試す余裕があります。
本記事を最後までご覧になり、安易に試せるスポーツビジョントレーニングについてご理解いただければ幸いです。なお、本記事には個人的な感想が含まれますので、すべての人に当てはまるものではありません。
構成
スポーツビジョントレーニングの機材としては、携帯ゲーム機とゲーム・ソフト「見る力を実践で鍛える DS眼力トレーニング」の構成になります。これだけです。他には一切必要ありません。
携帯ゲーム機
わたしはゲームをしませんが、3DS LLを持っています。お子さんのいるご家庭では、もしかしたら、まだ3DS LLがあるのではないでしょうか。
今では、中古市場にたくさんの3DS LLが出回っていますので、その気になれば安価に入手できることでしょう。
ゲームをしないせいか、3DS LLであっても、年寄りのわたしにとっては、少し小さい気がします。わたしは並みのサイズですが、ビッグマンにとっては、LLでは小さいかもしれません。
見る力を実践で鍛える DS眼力トレーニング
2007年に発売のゲームですが、今も競合する製品がなさそうです。新品も普通に販売されています。もちろん、中古市場にたくさん出回っています。
トレーニングの実際
効果が無くても仕方が無いと覚悟した上で、「見る力を実践で鍛える DS眼力トレーニング」を試しています。数日おきに真剣にトレーニングしています。
トレーニングの実績と、トレーニングの結果が記録されています。トレーニング結果の変化を見れますので、成果を確認できますし、トレーニングの励みになります。
「ゲームをしながら楽しんで眼力をトレーニングできる」と考えると、ゲームそのものはあまり面白くなくて飽きるかもしれません。スポーツを題材にしたメニュー(ゲーム)がありますが、ゲームとしては懐かしさが漂う内容かもしれません。ビジョントレーニングの成果を信じて、続けることが秘訣だと思います。
ビジョントレーニングのためには、本来、広い画面(操作される面)が必要なのですが、DSで実施するために、目までの距離を30cmに指定されています。これが最初、窮屈に感じます。
メニュー
眼年齢の測定機能があります。実績と照らし合わせて、トレーニングメニューを提案してくれます。もちろん、自分でメニューを選んでトレーニングすることができます。わたしはいつも提案に従ってトレーニングしています。
基礎トレーニングには、10種類のトレーニングメニュー(シャッフル/ABC速読/瞬間数字/瞬間記号/トリプルC/カウントC/周辺C/上下C/連続タッチ/ナンバータッチ)があります。基礎トレーニングは、次のように分類されています。
- 動体視力を鍛えるトレーニング
- シャッフル/ABC速読
- 瞬間視を鍛えるトレーニング
- 瞬間数字/瞬間記号
- 眼球運動を鍛えるトレーニング
- トリプルC/カウントC
- 周辺視野を鍛えるトレーニング
- 周辺C/上下C
- 眼と手の協応動作を鍛えるトレーニング
- 連続タッチ/ナンバータッチ
基礎トレーニングについて、画面イメージ付きで公式サイトに説明があります。ただし、画面イメージは3DS LLのモノではないので、チープに感じます。
応用編スポーツトレーニングとして、スポーツの場面をモチーフにした7種類(野球/ボクシング/卓球/バスケットボール/バレーボール/サッカー/アメリカンフットボール)のトレーニングがあります。公式サイトには、簡単な説明があります。
効果
愛知工業大学、石垣尚男教授監修の本ソフトウェアですが、公式サイトでは次の5つの「眼力」を鍛えられるとしています。
動体視力 | 動いているものをはっきり見る能力 |
瞬間視 | 一瞬で多くの情報をつかむ能力 |
眼球運動 | 素早く目を動かす能力 |
周辺視野 | 広い範囲を見る能力 |
目と手の協応動作 | 素早く判断し、正確に反応する能力 |
※眼力トレーニングの効果には個人差があります。また、かならず眼力が向上するとは限らないことにご留意ください。
公式サイトから引用
ゲーム機内の記録は向上していますので、成果がでていると言えるでしょう。ただし、ここで確認できる成果が、スポーツでのパフォーマンスの向上につながっている実感は、残念ながらありません。もしかしたら、向上しているのかもしれませんが確認する方法がありません。
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