非常時にも使えるオススメのランタン

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Sabrap59によるPixabayからの画像

台風15号、あるいはそれ以外の被害にあわれている方、お見舞い申し上げます。台風被害で送電線の鉄塔が倒れるなんて、想像すら出来ませんでした。

  • ランタンは常備されていますか?
  • 非常時を想定すると、どのようなランタンを何個くらい用意すれば良いと考えていますか?

この記事では、ランタンを常備している私が、台風15号による停電でランタンを使用した経験を踏まえて、オススメのランタンを説明します。

本記事を最後までご覧になり、あなたが非常時の備えをするときの参考になりましたら幸いです。なお、非常時の想定はそもそも難しいものですし、本記事には個人的な感想が含まれますので、すべての方に当てはまるものではありません。


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停電は突然やってくる

停電被害の原因が、台風であろうと地震であろうと停電は突然にやってきます。会社での業務中に近隣の電気工事のミスで突然停電して、すべてのPCによる業務成果が一瞬で(一部)失われた経験もあります。

突然の停電が、太陽光のある時間帯ならば、視界が確保できるのでまだ良いでしょう。太陽光の無い夜間ならば、何をするにしても視界の助けになる照明が必要です。

非常時の備えとしては、備えることが可能ならば、悪い状況を想定するのが得策です。

「夜間、突然に停電したときに、すぐに視界を確保できる照明」これがランタンに必要な、最優先の機能だと思います。

携帯のライトではダメなのか?

もちろん、スマホの強力なライト機能でも代用できると思います。懐中電灯を備えているのなら、役に立つでしょう。

しかし、照明として置くことができて周囲を見ることが出来るランタンは、スマホのライト機能や懐中電灯よりも便利です。置くことができて、更に持ち運ぶことができるランタンは、備えておけば便利です。

非常時でなくても日常的にも、屋外や照明のないところで、ちょっとした照明が欲しいときがあるものです。そんなときのために、ランタンについて必要な機能を検討することは、愉しいひと時になるかもしれません。

今回、私は台風による停電で、そこそこの時間で停電が復旧するであろうことが推測できました。普段、滅多に停電しない地域ですし、公共の大切なモノがある送電地域らしいことを知っていますので、素早く回復させることが予想できました。

実際は、経験したことが無い1時間半に及ぶ停電でしたが、それでも、割と短い時間の不自由だったと言えるでしょう。

しかし、非常時の備えとしては、備えることが可能ならば、悪い状況を想定するのが得策です。

スマホの電池は、モバイルバッテリーなどがあったとしても、通信機能のために、スマホの電池は可能な限り節約すべきだと思います。

すぐに確実に使えるランタン

電源が乾電池なのは・・・

ランタンの電源が乾電池であろうと、蓄電池であろうと機能的には構わないものでしょう。しかし、乾電池はメンテナンスフリーの電源ではありません。

乾電池の性能が向上して、液漏れはグッと減りましたし、自然放電もずいぶんと抑えられるようになってきました。しかし、それでも乾電池はメンテナンスフリーではありません。定期的にチェックする必要があるでしょう。

ランタンはどこにあるのか?

非常時の備えは、日頃からどこに何があるのかを明確にしておかなければならないです。そんなことは誰でも分かっていますが、それを確実にいつも実行できるかどうかは人それぞれです。

ランタンの置き場所をちゃんと決めていたところで、本当にそこにあるかどうかは、同居人のすべてが把握して維持し続ける必要があります。

仕組みで実現できるのではなく、人が決めたルールで実現するのは、不安な要素が伴います。

無印良品のランタン

無印良品のランタン(LED持ち運びできるあかり 型番:HCR‐81)は、充電式のLEDライトです。

半分開放された取手がありますので、持ち運びが容易で、どこかに引っ掛けることができます。もちろん、平らな面に置くことができます。

  • 光源:LED3W×1灯
  • 照度:全光束70lm
  • 光源色:電球色
  • 調光:2段階調光(Hi→Low→消灯)
  • 充電時間:約6時間
  • 連続点灯時間(満充電時):Hi約3時間、Low約10時間
  • 光源寿命:約40,000時間
  • スリープ機能付(約1時間後に自動消灯)
  • 停電時自動点灯機能付(充電台セット時)
  • 付属品:充電台、ACアダプター、充電池

日常的に、充電台に載せておくものです。そして、私が特に優れていると思うのは、停電するとライトが点灯するのです。

この機能のおかげで、どこで充電していようと、停電した瞬間に光るのでランタンの場所が分かります。人が決めたルールで置き場所が分かるのではなく、仕組みでランタンの場所が分かるのです。

常時充電する方式をとることで、停電を感知することができ、ランタンの場所が分かる仕掛けです。このため、充電状態が日頃から目に入ることになり、自然にメンテナンスできます。

乾電池を使用した方が、ランタンの費用やメンテナンスコストは安上がりになるかもしれませんが、乾電池では「すぐに確実に使えるランタン」という点で不安になります。

逆に無印良品のランタンは、乾電池が使えないという点で非常用に適さないと考えることができます。しかし、一つ目のランタンとして乾電池の使用をあきらめるのも手ではないでしょうか。充電池が尽きればおしまい。明るさ(Hi or Low)をLowで使用すれば10時間使えます。

夜間出掛けるときなど、充電台からサッと持ち上げて持参できる手軽さがあります。

ランタンは1個では不便なので、無印良品のランタンは一つ目のランタンと考えています。

ランタンは1個でいいのか?

部屋中の照明を非常用電源で点灯させる・・・停電からの回復時間が短いことや、自家発電設備などを備えているのなら、そうした非常用電源も魅力的な設備でしょう。

しかし、ランタンで非常用の照明を確保するのなら、ランタンは何個か必要です。そうでないととても不便なことでしょう。

概ね、部屋数か居住人数分あれば、ランタンは足りると思います。

2個目以降は、「すぐに確実に使えるランタン」でなくても可能です。非常時に乾電池をセットすることでも良いと思います。つまり、乾電池の備蓄管理と、ランタンの備えを別々に行えるのです。

Energizer(エナジャイザー)のランタン

Energizer(エナジャイザー)のランタン「LED折りたたみ式 ランタン」は、単1形アルカリ乾電池4本を使用する明るいライトです。

500ルーメンが特徴です。

  • 180°照らす前照灯やライト部を持ち上げて360°照らすエリアライトに
  • ローモードの明るさなら、点灯時間350時間
  • ハイモードの明るさなら、500ルーメン
  • 点灯モードは3モード

Energizer(エナジャイザー)のランタン「LED折りたたみ式 ランタン」が2台目以降の決定版というワケではありません。

2台目以降のランタンは、好みに応じて機種選定できるでしょう。明るさ/耐久時間/使える電源の豊富さなどを比較検討して決めることができるでしょう。

1台目のランタン(パナソニック 無接点インテリアライト)

パナソニックの無接点インテリアライトBG-KL01H-Wは、製品の特徴が「無印良品のランタン(LED持ち運びできるあかり 型番:HCR‐81)」と良く似ています。

もちろん、停電時には自動でライトが点灯します。

取手部分に開放部が無いので、掛けられる場所の制限が生じるかもしれません。しかし、それ以外はほぼ同等な上、充電池が汎用品「充電式エボルタ(単3×2本)」です。

ただし、生産終了品ですので流通在庫に限られます。しかし、それはむしろ、処分品として安価に販売されているかもしれません。

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