ランニングコースは樹の下を通らない!

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木々の緑がきれいな季節ですが、わたしはランニングで(なるべく) 樹の下を通りません!

緑の中を走るのはとても気持ち良いですが、樹から落ちてきた虫を飲み込んだらイヤですから。

ほとんどの虫は、間違って触れたり飲み込んでしまっても害はないです。でもチャドクガのような一部の昆虫には、十分に注意した方が良いです。

このページでは、チャドクガの怖さをお伝えします。

最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。

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チャドクガ(茶毒蛾)の恐怖

神奈川県立保土ケ谷公園にある注意書き

多くの昆虫は大した害がありませんが、チャドクガには気をつけた方が良いでしょう。

チャドクガは、ツバキやサザンカなど庭木としても人気の植物を好むので、公園のみならず、あなたのランニングコースに出現するかもしれません。

アレルギー反応を引き起こす

被害を重ねると症状が重くなってしまいます。

触れてから2 – 3時間して赤くはれ上がり痒くなる。高齢の庭師農家で、若いころは痒くなったが今はならない、という者もいるがまれな例である。一度この毒針毛に接触すると、抗体が形成され、2度目以降アレルギー反応を引き起こす。したがって1回目より2回目、3回目の方が症状が重くなる。

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眠れないほど痛痒い

刺されると『夜も眠れないほど痛痒い』『おかしくなりそうなほどの痒み』ともいわれ、ひどい場合はかゆみが半年も続く

毒針を持つ「チャドクガ」の駆除と対策、刺されたときの方法とは?

チャドクガの場合、厳密には、ハチなどのように”刺す”のではありません。

微細な毒針毛で、神経毒による被害を受けます。

毒針毛の知識をもたず、単に蚊に刺された程度と軽く考え、ほうっておくとだんだん全身におよび、神経毒のため痛痒感で眠れなくなる(帯状疱疹に似た症状)。発熱めまい嘔吐、場合によっては痙攣不随意運動)も併症することがあり、そのままにしておくと長期に亘ってかゆみが続くので、速やかに皮膚科医の診察を受けること。
(途中省略)
局部は一時的に壊死状態となることで、一般に約6週間程度とされる皮膚の代謝循環期間内では再生せず、傷痕として長期的に残ってしまう。毒針毛が広域面に及ぶと、火傷に似た皮膚のただれつっぱりを催す。

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卵〜成虫のすべてが危険

とても面倒なことに、毒(針毛)を持つのが毛虫(幼虫)に限らないのです。

チャドクガの目視できる体毛そのものに毒はないが、2齢幼虫以降の幼虫の体に生えている長さ0.1-0.2mmほどの毒針毛中にヒスタミン等の毒があり、とても抜け易いため幼虫の体毛にも付着している[1]。また、毒針毛の表面には小さなトゲがあり皮膚に付くと抜けにくい構造になっている[1]。終齢幼虫の抜けた毒針毛は繭・成虫・卵塊・1齢幼虫と成長過程すべてで付着して受け継がれる[1][2]

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駆除しても毒針毛は残る

さらに面倒なことに、チャドクガを駆除しても辺りに毒針毛が残ってしまうのです。

毒針毛は非常に細かく、長袖でも夏服などは繊維のすきまから入り込む。直接触れなくても木の下を通ったり、風下にいるだけで飛散した毒針毛の被害にあうことがある。またハチの毒などと違って幼虫自身の生死に関わらず発症するので、幼虫の脱皮殻や、殺虫剤散布後の死骸にも注意が必要である。被害にあったときに着ていた衣服は毒針毛が付着しているので、取扱いに注意する。成虫にも毒針毛が付着しており、卵塊は成虫の体毛に覆われているので、幼虫の時期のみでなく年間通じて注意が必要である。

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だから手入れが行き届いている公園であっても、立ち入らないような注意喚起が必要になるのです。

神奈川県立保土ケ谷公園、遊歩道の注意喚起

面倒な衣服の後始末

衣服の後始末も面倒です。毒針毛が小さくて、水洗いでは無毒化されないので、手間がかかります。

気がついたら、さわらず衣服についた毒針毛をガムテープを貼って丁寧に除去する。洗濯機などでの水洗いは効果がなく、洗濯槽を介して他の衣料品に毒毛針を拡散させるので避ける。チャドクガの毒成分は、たんぱく質で熱に弱いので、50℃以上のお湯で洗濯したり、スチームアイロンをかけること[6]

スポーツウェアはスチームアイロンをかけられないものが多いので、お湯で洗濯するしかないでしょう。

おわりに

チャドクガについては、各自治体が注意喚起や情報提供をしてくれています。

ツバキは、よく見かける人気のある庭木だから、被害や駆除の相談が多いのでしょう。

でも、どの自治体もチャドクガの天敵については触れていません。

チャドクガの天敵には幼虫に卵を産み付けて寄生する寄生バチや寄生バエの存在が挙げられます。
ドクガクロタマバチやキイロタマゴバチ、またドクガヤドリバエです。
寄生はしませんが、スズメバチも幼虫を襲います。

チャドクガの天敵

殺虫剤や駆除に頼ることなく、自然の中で適度にバランスが取れていればいいのに。

虫が嫌いな人の中には、なんでもかんでも殺虫剤を使おうとする人がいますが、わたしは反対です。

なるべく殺生しないように生活するのが正しい気がします。

わたしは自宅に迷い込んだ昆虫はそのまま外に返すようにしています。

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