オトナの情報番組「タモリ倶楽部」によれば、鉄道ファンの細分化がどんどん進んでいるらしいです。
神奈川県の一部のJRでは、コーポレート・ロゴでもないロゴが電車に描かれています。これは何ですか?
この記事は、JR南武線と横浜線に描かれているロゴにまつわる駄文です。
何鉄?
チームメイトのビッグマンFぞうさん(仮名)は、カラダが大きいだけでなく気持ちも大きいです。例えば、台風接近中で”停電が心配される時間帯にゆったり入浴”したり、台風が最接近しているときの”暴風による騒音の中でうたた寝”したり。
そんなFぞうさんは、鉄ちゃんのハズなのに「何鉄」か不明です。教えてくれません。少し「乗り鉄」なのは分かっているのですが、「音鉄」でないことは判明しています。車両にもマニア的興味はありません。
今、Fぞうさん(仮名)は、治療のためバスケットボールから長期離脱しています。プレイが制限されていること(制限していること)だけでも相当なフラストレーションでしょう。
はじまりは南武線のロゴ
試合への道中、南武線の側面を見ると意味不明な絵が描かれています。何かのシルエットのようなのですが、南武線沿線出身の私にさえ、何も響いてきません。シンボル的なものではないのかもしれません。
調べれば、すぐに何か分かるでしょう。しかし、そうはせずに、見舞いの意味を兼ねて、試合を欠席するFぞうさんに冒頭の写真を送りました。
すると、そっけない返事です。
こんな車両ありましたっけ?
どうやら、ロゴ鉄でもなさそうです。
つぎは横浜線のロゴ
南武線に描かれていたロゴは、すぐに忘れていたのですが、横浜線に描かれているロゴが目に入り、南武線のことを思い出しました。
横浜線のロゴは、電車のカラーと相まって”とても爽やかなイメージ”を演出していると思います。とても好感が持てます。でも、横浜線ってそんな爽やかなイメージでしたっけ?
JR東日本E233系電車
少し調べればロゴは、南武線も横浜線も新しい車両に描かれていることが分かります。東京近郊路線に導入されている”E233系”です。関東地方の方にとっては、見慣れた車両でしょう。
中央線、京浜東北線・根岸線、常磐線各駅停車、京葉線、東海道線などでも使われています。
横浜線は、6000番台の車両です。
横浜線活性化プロジェクトの一環として、JR東日本の通勤用車両として初めてオリジナルのロゴマークと駅スタンプ(後述、後に撤去)が車両に掲出された[90]。ロゴマークは先頭車前面および各車両の側面に掲出され、横浜線のラインカラーの緑色を基調としたものに、横浜線を表す「YOKOHAMA LINE」、さらに横浜線沿線にある横浜市・相模原市・町田市の市の木であるケヤキの葉をデザインしたものである[90]。
Wikipedia から引用 色は追記
最初のオリジナル・ロゴマークは、横浜線に描かれたのですね。そして、デザインがきれいな葉は、ケヤキだそうです。
南武線は、8000番台の車両です。
外観では先頭車の乗務員室扉直後に「南武線が街と街、人と人をつなぎ『明るく弾む伸びゆく沿線』」をイメージするロゴマークが貼り付けられたほか、同じく先頭車側面のラインカラー帯部には沿線の街並みをイメージしたロゴを配置した[100]。左からミューザ川崎、武蔵小杉の高層ビル群、とどろきアリーナ、洗足学園音楽大学、多摩川、よみうりランドの観覧車、一橋大学、多摩都市モノレール、立川駅北口のアーチ、立川ルミネ をイメージしたもの。車体側面の左右の帯で建物の並びが逆になっている。
Wikipedia から引用 色は追記
『明るく弾む伸びゆく沿線』と言われてもピンと来ませんし、古い人にとっては、シンボルでないものを”沿線の町並みをイメージしたロゴ”と言われても・・・ではないでしょうか。
川崎の公営賭博場、電機メーカー各社と府中競馬場などがイメージかと思い込んでいました。ごめんなさい。
ロゴに並べた街並みの位置関係を実際と揃えるために、車体の左右でロゴを反転させたこだわりが好きです。
車体の左側
車体の右側
ロゴ鉄
他にも通勤用車両に描かれたオリジナルのロゴマークはあるのでしょうか? 調べても見つからないです。
そして、「ロゴ鉄」で検索しても何も見つかりません。というワケで、わたしが最初のロゴ鉄であることを宣言します。
ロゴマークは、とてもオシャレな装飾だと思います。それが、南武線と横浜線に描かれているとはね・・・
失礼いたしました。
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