あなたは内反小趾で、膝に不調がありますか? 足指に歪みや不調などを抱えていて、膝が痛いのなら、足指の不調を改善することで、膝の不調が良くなる可能性があると思います。
例えば、内反小趾を患っていて膝が痛いのなら、内反小趾を改善することで、膝の不調が良くなる可能性があることは、「ゆびのば体操」の今井医師が言及しています。
この記事では、足指を改善する体操や器具について触れます。わたしも足指に歪みがあり、足指/足裏が自在に動くわけでもありません。ですから、少しずつ焦らずに改善していくつもりです。その結果として、膝の不調の改善につながることを願っています。
因果関係が不明であっても、問題のある足指を改善すべきと考えて書いています。
なお、本記事には個人的な感想が含まれるため、すべての人にあてはまるものではありません。
外反母趾と内反小趾
外反母趾と内反小趾は、有名な足指の歪みです。なぜ外反?なぜ内反?と、名前に困惑するときがありますので簡単に説明します。人のカラダの中心線(アタマのてっぺんから、カラダの真ん中を降りて行く線)に向かうのが「内反」、中心線から離れていくのが「外反」です。
外反母趾は、親指が中心線から離れていく方向の歪みですし、内反小趾は、小指が中心線に向かっていく歪みとなります。
足指のばし
内科医の今井一彰医師は、カラダの不調の原因として足指の異常を捉え「足指のばし」に取り組まれています。有名なのでご存知の方も多いことでしょう。
動画のご説明が万人向けと申しますか、幅広い年齢層に分かりやすくしてあります。
足指の改善方法「ゆびのば体操」は、手が主導して足指を動かすことで改善を図っています。「ゆびのば体操」は、握足手(あくそくしゅ)とは異なり、浅く握ります。ストレッチングではなく、やわらかく緊張を解くためのモノとしています。また、「ゆびのば体操」は、内反小趾を改善する体操とも表現されています。
内反小趾の原因として、靴はもちろん、靴下もあげられています。足袋はもっとも悪いものとしています。
ゆびのば体操
ゆびのば体操の詳細は、下記の動画で丁寧に説明されています。
膝痛の原因は内反小趾か?
「ゆびのば体操」で有名な内科医の今井氏が、年配の被験者の足指を診察して内反小趾を確認し「膝が痛いでしょう?内側のここらへんが痛いでしょう?」と患者の不調を当ててみせる、そんな場面が記憶にあります。
素直に解釈すれば
医師の長年に渡る経験から、短時間の診察で、不調な箇所を言い当てる。なんて凄いことなのでしょう。内反小趾が膝の不調につながっているのか・・・ならば、内反小趾を治さないと。
懐疑的に捉えると
疑問の余地はいくらでも挙げられます。例えば、次のようなことはいくらでも思い付きます。
- そもそも年寄りの多くは、膝が不調でしょう
- 膝の不調と内反小趾は、本当に因果関係があるの?
- 膝が不調な人は、内反小趾の場合が多いのかもしれない
- 膝の不調は、内反小趾が原因かもしれない
- 膝の不調が内反小趾を招くことはないのだろうか?
- 内反小趾は、膝の不調が原因かもしれない
- 膝の不調の原因が内反小趾だったとして、内反小趾の原因は?
- 膝の不調が内反小趾を招くことはないのだろうか?
- 内反小趾を改善すれば、膝の不調が改善するかもしれない
原因かどうか分からなくても、健全な状態に改善することで失うものはないと思います。であれば、健全な足指にしたいと考えています。
自分の足指を観察する
私は両膝が不調で、現在は、左膝がより深刻なうずく痛みを抱えています。しかし、関トレで改善が進んでいます。
自分の足指を観察すると、左の親指がわずかに外反母趾、両方の小指が少し内反小趾であることが観察できます。そして、右よりも左の小指が崩れています(横を向いています)
膝の症状と、足指(小指)の状態は原因であるかのように適合しています。
足指の改善
足指に歪みがなく、機能的にも(にぎるとか、グー・チョキ・パーができるなど)動けば、足指の不調で生じる、副次的な不調を招かないのは明確でしょう。
しかし、多くの人は足指に多少の問題を抱えた状態で生活していると思います。まったく歪みがなく、足指が動くオトナは、とてもまれな存在でしょう。
きくち体操の「足首回し」やヨガ・ピラティスなどでは、足指に働きかけることで、足指の不調を解決するとともに、カラダの健康に働きかけているのでしょう。
足指に装着する健康器具も、同じ効果を狙っているものと捉えています。
きくち体操の「足首回し」
足指に注目した改善活動は、各所で目にします。きくち体操の「足首回し」では、足指と手を合わせて、足主導でゆっくり回します。「ゆびのば体操」とは異なり、足握手で手と足を深く組みます。「ゆびのば体操」では足握手に反対している印象を受けますが、「ゆびのば体操」は手が主導し、「きくち体操」では足が主導するので、まったく異なるアプローチであって矛盾するものではないと捉えています。
足指に装着する健康器具
LuLu Foot(ルルフット)
足指に健康器具を装着するタイプの改善もあります。LuLu Foot(ルルフット)はそのための健康器具です。これを使えば、足指/足裏を動かすトレーニングが容易にできることは、経験しています。LuLu Foot(ルルフット)も足が主導する方法と言えるでしょう。
大山式
コンセプトが明確な装着して活動するタイプの器具です。
簡単だから成功するのです!
公式サイト から引用
つけて歩くだけ
大切なことは続けることです。
難しいことはしない。だけど意味のあることを。
大山式はそんな発想から生まれたBODY MAKEブランド。
サポーターなど
サポーターや指に挟むタイプの器具は、生活スタイルに合わせて選べます。
- 装着して靴下、靴を履くタイプ
- 室内で(靴や靴下なしで)装着するタイプ
- 就寝時に装着するタイプ
ソルボ外反母趾サポーター
人工筋肉「ソルボ」を使った「ソルボ外反母趾サポーター」は、外反母趾・内反小趾の痛みをやわらげ、ヒドイ変形を矯正するサポーターです。
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