- 自宅でぶら下がりたいと思ったことはありませんか?
- 自宅の中にぶら下がれるところが欲しいと思ったことはありませんか?
- トレーニング機器として、懸垂バーが欲しいと思ったことはありませんか?
この記事は、自宅に懸垂バーを設置する話です。わたしは、懸垂バーが欲しいのですが、いろいろと検討した結果、自宅に設置できていません。住環境など、いろいろなことを十分に検討した結果です。見方を変えると、わたしの検討結果を参考にすれば、自宅に懸垂バーを設置できることでしょう。
なお、ご予算や同居ご家族の理解については触れていません。
本記事を最後までご覧になり、懸垂バー設置の参考になりましたら幸です。なお、本記事には個人的な感想が含まれますので、すべての方に当てはまるものではありません。
ぶら下がり健康器
1970年代に爆発的ヒットしたぶら下がり健康器。ピーク時には日に20万台の注文があったとか。当時を知るのは中年以降の世代なのですが、実は現在でも少なくない台数が売れ続けていますので、現代の若者も目にしたことがあるでしょう。
大ヒットしたのに、残念ながらわたしの育った環境にはありませんでした。自宅にはないですし、友人宅でも見掛けたことがありません。もちろん、ぶら下がり健康器の存在は知っていましたので、ぶら下がってみたかったです。自宅になかった理由は、もしかしたら、耐加重を心配したのでしょうか。当時の耐加重スペックがどのくらいだったのか、分かりませんが、家族が太っていたのは確かです。
さて、目的がぶら下がるだけ、あるいは、(あり得ないとは思いますが)懸垂はナローグリップ(持ち手の位置が狭い握り方)に限る場合には、ぶら下がり健康器で足ります。設置スペースが確保できるのなら、ぶら下がり健康器を設置すればよいでしょう。
ただし、ぶら下がり健康器は、大ヒットした当時でさえ、「使わなくなり物掛けとして使われている」場合があると話題になっていました。使っていても、それほど小さくない設置スペースを必要とします。縦に長く設置場所を取らなそうに見えますが、足の部分が大きいので、設置スペースを必要とします。
なぜ、ぶら下がりたいのか?
余談ですが、人はなぜ、ぶら下がりたくなるのでしょう? ぶら下がれるものがあると、人はそこに体重を預け、ときにはぶら下がる光景を日常的に目にすると思います。きっと、ヒトの本能に近い部分にぶら下がる行為が残されているのではないでしょうか?
ヒトの祖先は、「元々森で生活していたが、草原に進出した」という話があります。森で生活していた頃の記憶がカラダに残されていて、ぶら下がるという、当たり前の行為をするのだと思っています。
懸垂器具(ぶら下がり健康器のようなタイプ)
もしも、ぶら下がり健康器+αの設置スペースを確保できるのなら、懸垂器具を置けるでしょう。わたしはこれが欲しいです。
ワイドグリップでの懸垂を考えた場合、グリップの両端が斜めに下がっている形状でないと、手首の可動域の問題で、懸垂には不向きです。肩幅より広いグリップをとる場合について、サイズを十分に確認する必要があります。
懸垂するためには、ビッグマンを除いて天井の高さをそれほど気にしなくて構わないでしょう。しゃがんで、手を伸ばして天井に着くようなら、このタイプの懸垂器具で懸垂することは、窮屈過ぎて無理があるでしょうが、そんなに大きな人は少ないでしょう。
ぶら下がり健康器として使用するときには、天井の高さについて、より神経質に気にした方が良いでしょう。ぶら下がり健康器は、最上部と天井の隙間は手が入ればOKです。しかし、懸垂器具の最上部は、もう少し下げないと、頭が天井を突き破ります。そのため、懸垂器具でリラックスしてぶら下がると、足が床に着く怖れがあります。
わたしは、天井の高さと設置スペースの両方がギリギリの状態です。そのため、今のところ、懸垂器具の設置を見送ってます。
このタイプの懸垂器具を設置できるのでしたら、次の二つのトレーニングができるかどうかも検討すると良いでしょう。
- ディップトレーニング
- トレーニング用の持ち手が、器具の中ほどから手前に伸びているか?
- (ハンギング)レッグレイズ
- レッグレイズ用の背当てがあるか?
このとき、ディップバーの位置、背当ての位置など、あなたの身体に合わせたサイズの確認をした方が良いでしょう。
ディップトレーニング、ハンギングレッグレイズは、下記の記事が参考になると思います。
懸垂器具(ドアに引っ掛けるタイプ)
頑丈なアメリカンサイズな家にお住まいでしたら、ドアに引っ掛けて使うタイプの器具があります。
写真のようにして使います。
簡単に設置できて、とても便利なものですが、ドアは壊れないのでしょうか?

わたしの自宅は壊れそうな感じがします。でも、そもそも、私の自宅は設置できません。ドアの高さが低過ぎる上、ドアの上の部分が体重をかけられるようにはできていません。
風通しを調節するのに便利な天窓(天ドア?)が付いています。このため構造的に頑丈ではありません。
懸垂器具(つっぱり棒タイプ)
つっぱり棒タイプを設置できる場所があるのでしたら、場所をとらずに良いと思います。アメリカの映画やTVドラマでは、ぶら下がれる棒が設置されているのを見掛けます。刑務所でも。残念ながら、借家住まいのわたしには、設置されているぶら下がれる棒もなければ、つっぱり棒タイプを設置できる場所もありません。
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