手の滑り止め

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Elias Sch.によるPixabayからの画像

バスケットボールがすべって手に付かず、困っていませんか?

本記事で紹介する対策でボールのスベリを防止すれば、ハンドリングが安定することでしょう。実際、わたしも滑らないように対策することで、ミスが減りプレイが安定しました。特に、シュート・タッチが安定するので、シュート成功率が極端に悪くなることが無くなったと思います。

この記事では、バスケットボールが滑らないようにする方法を具体的に紹介します。記事を最後までご覧になりましたら、あなたも安定したハンドリングを手に入れられるでしょう。

なお、本記事には個人的な感想が含まれますので、すべての方に当てはまるものではありません。


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いつも滑るワケじゃない

バスケットボールが手に馴染んで、ハンドリングのミスがなければ、プレイそのものに集中できます。そうすれば、試合でも練習でも収穫が多くなることでしょう。ボールがすべるとプレイの精度が下がるため、思い描いたプレイができずにいらつきます。

バスケットボールは素手でボールを扱いますから、手の状態が良好なら、ボールがすべらず安定したハンドリングができるかもしれません。暖かいシーズンや梅雨時に、ボールがすべって困った経験がある人は少ないでしょう

もしも、オールシーズンすべって困るのでしたら、手の状態にかかわらず、ハンドリングに問題があることになります。その場合は、ハンドリングのドリルをこなすことで、ボールの扱いを向上させる必要があると思います。

新品のボールは滑る

新しいボールは滑りすぎると思います。製品出荷時に滑らないように出来ないものでしょうか? 特に、現在主流の12面体のボールはすべる気がします。詳細は下記の記事をご覧ください。

手入れされていないボールも滑る

汚れて乾燥しているボールも滑ります。試合球に使えないボールについては、すべる/すべらないについて、あまり気にしても意味がありません

ボールを磨くことについては、下記の記事をご覧ください。

ボールを試合球のコンディションにする話は、下記の記事をご覧ください。

試合球に使えるボールが滑って困るのでしたら、それはあなたの手の問題です。寒い季節、さらに乾燥が加わるとボールが滑るのではないでしょうか。

滑り止め

わたしは、手が小さいから神経質になるのかもしれませんが、これまで、各種の滑り止め製品を使ってきました。

使ったモノのなかには、滑り止めの性能には満足できても、手が荒れる製品がありました。手が荒れてしまっては、とても困ります。

評判の良い「Grip-Spray」は、とても素晴らしい滑り止めです。どなたにもオススメできます。手が乾いていても冷えていても少量のスプレーで効果を発揮します。

まとめ買いすればするほど割安になる商品です。

保湿ローション

ある日、保湿ローションを手に馴染ませてから、プレイしてみると、とても良いではありませんか。

梅雨時にボールが滑ることは、ほぼありませんから、考えてみれば当たり前のことです。それ以来、わたしの滑り止めは保湿ローションです。手が荒れることは決してありません

気に入っている銘柄は「極潤」です。プレミアムの方が手に馴染ませるのに時間がかかるけど、効果の持続時間が少し長い印象です。

Grip-Sprayは塗ってすぐに効果を発揮する感触です。それに比べて保湿ローションは、手を十分に温めて、動きも滑らかになってはじめて効果を発揮するイメージです。時間をかけてウォーミングアップすると共に、手が出来上がっていく印象です。

保湿ローションは使用感以外にも優れた点ばかりです。

  • 手が荒れない
  • 比較的安価
  • 入手が容易
    • 現地にドラッグストアがあれば
    • コンビニにもあるかも

準備、持続力

何度か重ね塗りをした方が、しっとりした手に仕上がり、持続力が増すように感じます。

手の準備に時間を掛ける

わたしはボールが手に馴染むまでに時間が掛かります。しかし、保湿ローションを十分に手にとった後、(手袋が不要な時期でも)手袋をしてウォーミングアップすることで、ボールが手に馴染むのが早くなります。

できることなら、試合前には、手をお湯に30分浸していたいです。

天才ピアニストは手をお湯に30分浸す(余談)

天才ピアニスト、グレン・グールドをご存知でしょうか? この機会に是非、お愉しみください。

演奏スタイルも奇抜だった。演奏前に洗面所にこもり、両手をお湯に半時間浸して温めた後、彼がステージで腰掛けるのは有名な『グールド専用椅子』。彼は父親が作った床上35.6cmの極端に足の短い特製折り畳み椅子をいつも持ち歩き、この専用椅子でなければ演奏を拒否した。時々録音にキーキー音が入ってるのはこの椅子の“歌”だ。そして、椅子が異常に低い為に、彼が座ると胸の高さに鍵盤がくる。手首は鍵盤の「下」だ。演奏時は物凄く猫背になり、今にも鼻が鍵盤にくっつきそう。口の悪い批評家はその特異なスタイルを指して「猿がオモチャのピアノを叩いているようだ」と冷やかした。彼は音楽に没入すると体を揺らしながら演奏するが、その揺れは曲のリズムと合っていない。

グレン・グールド賛歌 から引用

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