本ブログでは、原則、わたしのオススメを記載しています。しかし、書籍「関節ストレッチ&トレーニング―からだの動きを自力で取り戻す」をオススメすることは、微妙です。
日常的に運動している人が、本書の内容をそのままトレーニングやストレッチングに活かす場面は、とても少ないと思います。しかし、次の場合には、便利なリファレンスになると思います。
- 関節の構造の詳細を知りたいとき(特に、滑る動き)
- 関節可動域を知りたいとき
骨格標本の写真が多数使われていて、矢印で動きが図示されています。
本書は、関節の運動方向ごとに章立てされ、次の項目が説明されています。
- 原因
- 改善アドバイス
- ストレッチ
- トレーニング
ところが、筋肉と腱についての詳細がありませんので、例えば、膝関節に不調を感じていても、該当しそうな膝関節と股関節の箇所を見て・・・困惑する。というのが、わたしの能力の限界でした。
問題や原因を特定できなくても、記載されているストレッチやトレーニングを試すことができます。これまで知らなかったストレッチもあり、楽しめました。
体裁
写真が多いためか、高級紙が使われています。そのため、本が重たいです。
ご参考
本書の監修は、日本関節コンディショニング協会です。
http://www.jjca.jp/
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