- 膝の痛みなど、不調を抱えて困っていませんか?
- 「関トレ」に興味を持っていますか?
わたしは、膝に外傷を負ったことはありませんが、痛みがあり長い間悩んでいます。整形外科を受診したことがありますが、決定的な診断を受けたことはありません。そのため、試してみることが出来ることがあれば、試行する日々を送っていました。
この記事では、試してみたことの一つ「関トレ」についての報告です。試した結果は今のところ良好で、「関トレ」が欠かせないものになっています。行っているのは「膝関節を安定させる関トレ」ですが、最初は、少々理解に苦しみましたので、順に説明します。
膝関節を安定させる関トレ
「関トレ」考案者の理学療法士、笹川大瑛(ささがわひろひで)氏のためには、書籍や情報教材を利用すべきですが、インターネットに公開されている情報だけでも試すことができます。下記のAERAdot.の記事だけでも、試してみることができます。
関トレ
「関トレ」は、理学療法士の笹川大瑛(ささがわひろひで)氏が考案したトレーニング方法です。関節を安定させる筋肉2つに着目して、トレーニングします。下記の書籍で惜しげも無く、説明されています。
関節を安定させつつ、可動範囲を広げることで、動作が改善することを狙っています。
率直なところ最初、「膝関節を安定させる関トレ」は、「こんなポージングでホントに何か効果があるの?」と思いました。ポーズが経験の無いモノだったので、不慣れなあまり動かない動的ストレッチみたいなことをやらされている気分でした。
関トレをすると関節の痛みがやわらいだり、軽減したりといった効果をすぐに実感できます。これは一時的に筋力が高まったためで、この効果は1〜2日継続します。
本書から引用
実際この通りで、「あれ?何だか違う!痛みがやわらいでいるかも!」といった実感がありました。最初「一時的に筋力が高まった」部分の解釈ができなかったのですが、「関トレ」により動作が改善され、その結果として、筋力が高まったかのようになると理解しています。
本書では12の「関トレ」が紹介されています。慣れると20分程度ですべて出来るようになるとのことです。通常の筋力トレーニングやストレッチングの前に行うことを勧めています。朝、行えば、その日行動に良い影響があるため、朝の実施を勧めています。
「関トレ」は、器具を使わない自重トレーニング(キャリステニクス)です。また、アイソメトリック・トレーニング(等尺性収縮運動)でもあると思います。
アイソメトリック・トレーニングの一種か?
アイソメトリック・トレーニングについては、下記などをご覧ください。
「膝関節を安定させる関トレ」は、力の入りにくい体勢で、10秒/セットを3〜5セット行うものです。
通常のアイソメトリック・トレーニングでは、連係動作への悪影響や、神経の疲労を懸念して、頻度を抑える傾向があります。しかし「関トレ」では「毎日、何度行ってもOK」としています。力が入りにくいので、神経の疲労の心配が少なく、体勢が通常の動作と関連しにくいので、連係動作に影響が少ないのでしょう。そのため、頻度は「毎日、何度行ってもOK」としているのだと解釈しています。
何度行ってもOKとすることで、むしろ、(普段、機能させにくい筋肉が)「関トレ」により機能させやすくなる効果を狙っているのだと思います。
関トレをいつ実施するか?
時間があるときは、時間帯によらずに試してみることにしました。朝のルーチンにはどのように組み込むか、悩みます。十分に準備時間をとるときには、下記の順序で準備しています。
- 静的ストレッチング
- フォーム・ローラーでほぐす
- 動的ストレッチング
- ケトルベル・スイング他
「関トレ」の考えに従うと、次のようになりますが、全体量が多くなり過ぎているので、削る必要があります。
- フォーム・ローラーでほぐす
- 関トレ
- 静的ストレッチング
- 動的ストレッチング
- ケトルベル・スイング他
バリエーション
大阪門真整体院
動画の説明で「関トレの本を参考に作成しました」とあります。「膝関節を安定させる関トレ」の座って行うトレーニングは、こちらの方が実施しやすいかもしれません。効果の違いは分かりませんが。
動画の内容は、栗岡整体院のWebサイトにも記載されています。
情報を提供している医院の名称が、大阪門真整骨院/整体院、栗岡整骨院/整体院、のどれなのか今一つ分かりませんでした。多分、現在は「大阪門真整体院(おおさかかどませいたいいん)」なのだと思います。元体操選手の院長のお名前が「栗岡さん」で、栗岡整体院から大阪門真整体院に名称を変更したのではないかと思います。
ご参考
「関トレ」考案者の理学療法士、笹川大瑛(ささがわひろひで)氏のサイトがあります。
下記の記事は、10日、45日ほど実施した感想です。
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