自重トレーニングの誘い

  • 自重トレーニング(キャリステニクス)に興味がありますか?
  • 自重トレーニングでどこまで鍛えられるか、興味がありますか?

この記事では、自重トレーニングについて、現役の2人の人物を中心に情報をお届けします。

本記事を最後までご覧になって、あなたの自重トレーニングのとっかかりになりましたら幸いです。なお、本記事には個人的な感想を含みますので、すべての方に当てはまるものではありません。

Paul Wade(ポール・ウェイド)

ポール・ウェイド氏の著作は以前から知っていましたが、わたしは英語が不自由なので翻訳版を待ち望んでいました。

これは、20年以上にわたって自由を剥奪された元囚人によって書かれたものだ。アメリカでもっとも過酷な監獄に収監され、そこでの生存を賭けて野獣のような強さを身につけることを義務づけられた男、体と心以外のすべてを剥ぎ取られながら、自分を鍛えることで、だれからも奪われない自由をつくり出した男の話だ。それは、強靭な肉体、折れない心という名の自由だ。

タイトルは、コンビクト・コンディショニング(本書の原題。〝囚人のコンディショニング【身体的・精神的パフォーマンスを高めつつ、体をととのえること】技術〟)……。
(途中省略)

本書のプレビュー版を読んだ著名な専門家の多くが、その内容に夢中になった。実際、そのほとんどが寄せてくれたのは賞賛の嵐だ。しかし、その多くが、タイトルを聞いてしかめ面をしたり、たじろいだりしたのも確かだ。

コンビクト・コンディショニング?「ジョン、信じられないくらいすばらしい内容だよ。でも、もっといいタイトルがあるぞ。この本はすべての兵士、すべての警察官だけでなく、親が子どもに与えるべき本だ。でも、こんなタイトルでいったいだれが読むと言うのかね?」
 
(途中省略)
 
しかし、考えれば考えるほど、このタイトルでなければならないと信じるようになっていった。コンビクト・コンディショニングというタイトルこそ、本の内容を語っているからだ。これが、日常的に危険にさらされるという意味では究極の環境から生まれた生存システムだからだ。だれかを餌食にしようと舌なめずりする捕食者が、あなたのことだけは避けようとする。それどころか、そんなことは思いもしなくなる。本書は、そのレベルまであなたを強くパワフルにしていくだろう。そして、捕食者の脳の辺縁系に、劇的かつ誤解されようがない強さとパワーのオーラを伝えるようになる。「馬鹿なことは考えないほうがいいぞ」と。
 
ポールが監獄で受け継ぎ発展させたこの知恵の貯水池を他の名前で呼ぶことは、ひどい冒涜になる。希少なロックフォールチーズを、よくあるチェダーチーズと呼ぶようなものだ。そんなことをしてはならない。
 
このタイトルは、本の核心となるメッセージを伝えてもいる。それは、どれほど狭い場所に閉じ込められようが、奪われることがない自由があるというメッセージだ。世界がどんなに狂っていこうが、すばらしい体と心をつくり上げていく自由があるというメッセージでもある。ポール・ウェイドは、その真実の驚くべき生き証人であり、ほかの人がいかにしてその偉業を成し遂げるかについてのマスタープランをこの本の中で示してくれている。
 
ジョン・デュ・ケイン
Dragon Door Publications CEO

出版社のサイト から引用

翻訳版は、なぜか派手過ぎる装丁なので、本屋で購入するのは恥ずかしいことでしょう。わたしは電子書籍を購入したので、恥ずかしさはありませんでした。

単調に見えるトレーニングについて、これほどまでに細分化して整理した偉業に驚かずにはいられません。

プリズナートレーニング

本書は自重トレーニング(キャリステニクス)のBig 6(プッシュアップ、プルアップ、スクワット、レッグレイズ、ブリッジ、ハンドスタンド)について、丁寧に説明しているトレーニング・ガイドです。

Big 6のそれぞれについて、10 Stepに分解して、時間を掛けて量をこなして、安全に機能的な力をつけるようになっています。安全やケガからの回復について言及していることが、ありがたいです。

10 Stepに分解することは、地味ながら大変な作業だと思います。特に、最初の数Stepは、思い付かないようなエクササイズが、丁寧に解説されています。例えば、スクワットの最初のStepが、天地逆さまなのには驚きました。50回/セットで、3セット行います。

Convict Conditioning Squat step 1 – مترجم

確かに、荷重しないスクワットでは、ケガからの回復で、最初のStepに使えます。

10 Stepに分解されていますが、出来るStepからエクササイズするのではなく、例外なくすべての人が最初のStepから時間を掛けて行うことで、靭帯、腱、関節を守ります。

誤解

いろいろな方のレビューなどを拝見していて、何度か目にした誤解を解きます。

本書は、自重トレーニング(キャリステニクス)を取り扱っていますが、自重トレーニングは「道具を使わない」という意味ではありません。自重トレーニングが「道具を使わない」と誤解している人が多いです。

プルアップ(懸垂)やレッグ・レイズでは、ぶら下がれるバーが必要です。本書では、その他、野球やテニスなどの小さいボールや、バスケットボール・サイズのボールを使用します。

残念なことに、わたしの自宅には、懸垂バーがありません。懸垂バーでなくても、ぶら下がれるバーがあればよいのですが。本書の自重トレーニングを実行するために、近所の公園などでぶら下がれるバーを探しましたがありません。

アメリカの刑務所にあるのに、日本の多くの自宅にないもの。それは、懸垂バーです。自重トレーニング(キャリステニクス)に懸垂バーは欠かせないものです。

下記の記事は、懸垂バーが欲しくて調べた記事です。懸垂バーが欲しい方の参考になれば幸いです。

Frank Medrano

自重トレーニング(キャリステニクス)で有名なフランク・メドラノ氏は、ヴィーガン(絶対菜食主義)です。この動画をご覧になれば、自重トレーニング(キャリステニクス)にもヴィーガン(絶対菜食主義)にも興味が湧くことでしょう。

Frank Medrano – TRAIN INSANE Calisthenics Workout!!!

究極的に自分のカラダを扱えるとは、このような状態を指すのかもしれません。

フランク・メドラノ氏は、啓蒙活動に積極的ですので多くの情報が公開されています。英語が多いですが。下記はフランク・メドラノ氏のサイトです。

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