足でにぎる

Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像

手はイメージしやすいのだけど、「足指でモノをつかむ」や「足でにぎる」が、どうすればいいのかイメージできずに困っていませんか?

この記事では、ヒトが本来持っている「足でにぎる」動画を紹介します。

わたしは膝に不調があることから、影響しているかもしれない足指をトレーニングして「健全な足指」を目指しています。まだまだ不自由な足指ですので、何をやっても、多少間違って遠回りになるようなトレーニングであっても問題ない段階です。

しかし、「足でにぎる」が今ひとつイメージできないため、トレーニングしにくいことがあります。

この記事では、見事なコントロールが見れる動画の他、これまでに取り上げた、足指のトレーニングについてのリンクも記載しました。記事を最後までご覧になれば、足指のトレーニングにおいてのイメージが向上することでしょう。

なお、本記事には個人的な感想が含まれますので、すべての方に当てはまるものではありません。

本来、持っている姿

偶然見つけた見事な動画です。説明することは何もありません。

トレーニングのゴールは?

動画のように見事なコントロールで「足でにぎる」ことができるオトナはいないと思います。

では、あのように見事ににぎることが理想で、機能を呼び覚ませようとするのは正しいことなのでしょうか? 走るためには? スポーツの素晴らしいフットワークのためには? 健康のためには?

わたしは直感的に、シューズを履くオトナのトレーニングでは、あのような見事なコントロールがゴールには感じられません

動物の進化

動物に着目した、走るための足指の役割については下記の記事をご覧ください。

走ることに特化した足を考えると、見事にコントロールできる足指は必要ないように感じます。

健康維持のためには?

動物に着目した場合には、見事ににぎることの必要性はとても疑わしいです。一方、健康に生きるためには、多くの方々が足指に注目しています。きくち体操の「足首回し」は有名で、長年のファンも多いことから効果があるのは明らかなのでしょう。

きくち体操に熱心に取り組んでいる方々は、ゴールが明確な中で行っているのでしょうか? これまでに感謝して、これからをより良く生きるためであって、足指の状態に明確なゴールを設けていないように感じます。

タオルギャザーの理想

古くから効果があるとされている「タオルギャザー」であっても、その理想的な動作は、冒頭の動画をイメージしていない/できないと思います。オトナの「タオルギャザー」での見事な動作は、下記の記事で紹介しています。

しかし、タオルギャザーをするときにイメージすることが、冒頭の動画であっても、トレーニングの邪魔にはならないと思います。もしかしたら、動かすイメージとして適切なのかもしれません。

結局どうするか?

仮に、オトナがトレーニングを積んで、冒頭の動画のように足でにぎれることが可能であったとして、そうなることに価値があるのでしょうか? 健康な足指として悪くないとは思いますが、直感的に適切だとは感じられません。なぜなら、そんなオトナはいませんから。

しかし、足指が歪んでいて、改善するためにトレーニングをしている人にとっては、動かすイメージとして適切なものかもしれません。

実際、足指の動作を真剣に追求している人にとっては、行き着いているイメージなのかもしれません。下記の引用では、足でにぎることについて感覚的に詳しく表現しています。

●足指をどう握るか
足の指を握るというと、つい指を握ってしまう場合が多いだろう。
これは手の場合で言うと、手のひらをそのままに指のみニギニギしている状態である。
手の指を握り込んでみると、指といっしょに手のひらも折れて指の頭が手のひらに付く。
足の指も同様で、足裏も折り畳んでいくように足指を握るのである。
足は手と違ってあまり動かないのでわかりにくいが、足指の頭とかかとを付けていくつもりで、足裏と指で止まり木を握るように足指を握る。

【稽古メモ】足指を握る: 動作術の会 半身動作研究会の「技アリブログ」 から引用

構造動作トレーニングに取り組んでいらっしゃる中村孝宏氏の活動には、この辺りの洞察があるのではないかと思います。

マタワリジャパン(股割り・開脚前屈)
構造動作理論に基づくトレーニング情報サイト。

下記の本は製作秘話だけ見ても、読みたいと思いますが、電子版がまだ出版されていないことが残念です。

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