感謝
日本の大学教授が博識者・研究者・教育者のすべてについて要求されて大変だと言われていますが、学校のクラブ活動の顧問も技術指導者・(試合の)コーチ・教育者などを要求されるので、大変だと思います。
更に、近年はしゃしゃり出てくる父兄がいるらしいので、父兄の教育もしているのでしょうか。頭が下がります。
コーチングスタッフが沢山いたり、優秀なOBが協力してくれる環境ならまだしも、きっと一人で沢山のことを背負う人が多いのでしょう。
このようなことを考えると、これまで私が接した顧問、コーチ、先輩方、あるいは、接してないけれども現在顧問、コーチ他、面倒を見ている方々に感謝の気持ちを伝えたくなります。
逸話を使う
さて、わたしの恩師の一人は、地域では名物教諭であり、逸話を語ることで部員の向上心をくすぐるのが上手かったです。お話の全体は記憶にないけど、
- ◯◯は1年のときフリースローも届かなかった
- ◯◯は唇が青くなるまでプレス・ディフェンスした
みたいなことを言ってました。でも、逸話は誇張し過ぎていたり、少し嘘だったりします。(が、当時は気が付きませんでした😃)
ネタにされた本人は「フリースローぐらい届いたわ!」とか、「唇の色が変わる訳ないだろ!」と今でも言い張りますから、嘘だということにしてます。
でも本当は、(「まさかねぇ〜」と思いますが)逸話通りなのかも知れません。
可愛がられる教え子
ところで、逸話に頻繁に登場する教え子って、小さ過ぎるハンディキャップを抱えていたりします。そんな小さ過ぎる先輩と長年付き合ってしまうと、だんだん同級生のような気分になり、
なんて失礼なことをしてしまい、反省しています。(が、本人には伝えません😃)
最近は、こうした悪戯に気の利いたレスポンスをする努力が窺えませんが、飽きたのだろうか? それとも老化で、レスポンスの腕が落ちたのだろうか?
逸話の再利用
逸話は現在も活用しています。逸話を生んだ恩師に感謝いたします。
(フリースローを落とした後で)「届きましたね😃」
落としたことを気にしすぎないように配慮して、いわゆる「ドンマイ」ですね。からかっているのではないです。
(接戦で、残り時間わずかのタイムアウトで息を切らしている姿に)「まだ唇が赤いですよ😃」
緊張しすぎないように配慮して、いわゆる「リラックス」ですね。働きが物足りないからではないです。
まさか、卒業してから何十年も後に、こんなに活用できるなんて思いもしませんでした。逸話をすべてメモしておけば良かったです。
というワケで、言葉にしませんし、態度にも表さないですが、恩師の皆さま、先輩方、日々感謝しております。わたしはよく「先輩をナメている」なんて誤解されることがありますが、本当は感謝の気持ちで一杯です。
なんちゃって。”エビになった先輩”の逸話もありますが、この辺で失礼いたします。