良く眠れない
「若いときは一晩寝れば」みたいな話は良く聞きます。若いときには良く分かりませんでしたが、歳をとった今は良く分かります。
歳をとると、一晩寝ても疲労が残るような感じがあります。それに、若いときのようには良く眠れません。長い時間寝れないし、無用に覚醒します。その原因は、加齢によるものばかりでなく、昼間の行動にあるかもしれないし、食事内容や食事時間が問題かもしれません。
原因追求の前に
さて、原因追及の前に、そもそも睡眠時間はどれくらいか?とか、良く眠れているか?(睡眠時間中の覚醒はいつで、どのくらいの時間か?)などはご存知でしょうか? わたしはまったく分かりませんでした。
大抵、入眠は「気絶するように」簡単に眠りに入りますが、何度か目が覚めます。足がつったり、どこかが痙攣することもありますが、理由も無く目が覚めるときもあります。理由があれば、その理由を解消することで改善できそうなので、あまり気にしないです。
改善のアプローチ
何かを改善する場合には、次のようなステップを繰り返すのは有効なアプローチです。
- 測れるものは全て測る(睡眠時間や睡眠の質を測る)
- その上で、変えられるものは変える(例えば、飲酒時間や飲酒量を変える)
(2)については人それぞれで多岐にわたるので、ここでは(1)について便利なグッズを紹介しましょう。
睡眠時間と質の計測
これから書くことは、既に良く知られていることです。しかし、わたしの周囲ではあまり認知されていないように感じています。 具体例で説明した方が分かり易いでしょう。これは、わたしの2018/11/16の睡眠を計測した結果です。
後ほど説明する、手首に着けたライフロガーとスマホ・アプリを使って自動で計測されますので、何の手間もかからずに、スマホの画面で次のことが確認できます。
- 23:35に寝て、5:30に起床したので、5時間24分の睡眠時間
- その内、深い眠りが1時間27分(睡眠時間の27%)
- 浅い眠りが3時間57分(睡眠時間の73%)
- 覚醒が31分。
計測の正確さは、率直なところよく分かりませんが、就寝時間、起床時間、覚醒時間は概ね合っています。
このときの覚醒は、膝が痛くて「気が付くと膝を抱えてさすっていた」ので長い時間でした。
睡眠の質分析
睡眠の質についてはアプリが分析?して報告してくれます。
酷評するなら、画一的な内容が簡単に表示されるだけです。しかし見方を変えれば、個人の事情によらない真実を突きつけてくれます。
他人との比較
他のユーザーとの比較も示してくれます。(メーカーが)匿名で収集したデータを元に、比較してくれますが、「比較されても、それがどうした?」という感じです。
体感のフィードバック
末尾にある「今日の調子はどうですか?」ボタンを押すと、起床後の気分を登録できます。登録することで「睡眠の質分析」にフィードバックされるとのことですが、わたしは無精なので利用していません。
過去データとの比較
さらに「規則正しい睡眠」が正しいものとして、(自動収集されている)自分の過去データと比較してのコメントもあります。
過去データについては、日/週/月の単位で平均の「睡眠時間」「深い睡眠時間」「浅い睡眠時間」「入眠時刻」「起床時刻」「覚醒時間」が見れます。
いかがでしたでしょうか? 「安静時心拍数の測定方法」でも少し紹介した、ライフロガー「Xiaomi Mi band 2」と無料のスマホ・アプリ「Mi Fit」で、手間要らずに簡単に睡眠時間を計測できます。ただし残念なことに、昼寝は計測されません。
スマホ・アプリ「Mi Fit」はアップデートがありますので、画面の詳細などは変更されていくことでしょう。ここでは、機能と感触がお伝えできれば幸です。
後継モデル
「Xiaomi Mi Band 2」は既に後継モデルが発売されています。