MRAスクリーン(バイクの風除け)

この記事は約6分で読めます。
78DAE41E-C1DC-4025-80DA-6F43EE288C44.jpeg
  • YAMAHA MT-09のスクリーン選びで悩んでいませんか?
  • MT-09を買おうと思っているけど、スクリーンの必要性を気にしていませんか?

この記事は、「MRA スクリーン レーシング」のレビューです。

数あるスクリーンの中から、MRA スクリーン レーシング スモーク MT-09(14-16) MR259Sを選んだ経緯と、レビューです。あなたのスクリーン選びのヒントになればうれしいです。

モーターサイクル(バイク、自動二輪車)のことを良く知らなくても読めるように書いたつもりです。

わたしは、実際にスクリーンを購入して愛車に取り付けています。スクリーンを取り付けてからは、とても快適です。特に、高速道路での移動が楽になりました。

本記事を最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。なお、本記事には個人的な感想が含まれますので、すべての方に当てはまるものではありません。


スポンサーリンク          

はじめに

わたしは30年以上のバイク乗りですが、運転は下手で、ツーリング経験も少ないです。生涯の走行距離も少ないと思います。

MT-09の加速性能に魅了されて、風圧の心配など全くせずに購入を決めました。だから、MT-09にスクリーンを装着することは、よく考えていませんでした。

移動手段である

ツーリングには行きませんが、多めの荷物を積んで週に数回乗ります。バスケットボールの練習や試合への移動に使っています。

一度の移動距離は、せいぜい片道数十キロ、近県の体育館まで移動しています。そのため、渋滞の下道も高速道路もストレス無く移動できることを望んでいます。

余計な風は、疲労を呼ぶ

風が疲労を招くことは、そこそこバイクに乗った経験があれば、誰でも十分に知っています。

人は、皮膚に風が当たり続けると、とても疲労します。肌に直接ではなくても、風が当たり続けると疲労します。

そこで、むやみに風に当たらないよう、工夫する必要があります。

出来の悪いスクリーンを安易に付けると失敗します。ライダーとバイクの空気抵抗が増すかもしれません。ハンドリングに影響して運転しにくくなったり、燃費が悪くなります。そうなると、運転が不快になります。

小さいスクリーンはバイクのスタイルを崩さないので、スタイリッシュかもしれません。しかし、風除けの性能が低くて、スクリーンなしとあまり変わらないかもしれません。

風除けの性能は十分にあるのにハンドリングには悪影響がない、さらにスタイルがそれなりに納得がいく、そんなスクリーンが欲しいのです。

スクリーンは空気の流れを変える

乗るシーンによっても、選ぶスクリーンは変わってきます。

高速道路のような直線的な高速走行と、ワインディング・ロードのような適度な運転操作を楽しむ走行では、スクリーンが効いてくれる感覚が変わってきます。

スクリーンは風除けですが、実際は風除けというより、空気の流れを変えることで、風当たりを改善します。そのため、小さな風除けに見えても、驚くほどの効果(影響)があります。

ツアラー、レーサー・レプリカ、ネイキッド

旅行用に作られたツアラー・タイプのバイクは、カウリングが充実しているので高速道路を走っても風で疲れることはありません。 しかし、車体が大柄なので渋滞の下道は閉口するでしょう。

レーサー・レプリカは、風の抵抗を減らすように作られているので、高速道路を走っても風で疲れることはありません。しかし、乗車姿勢が伏せているので疲れるかもしれません。それに荷物があまり積めません。

ネイキッドと呼ばれるカウリング類が一切ないタイプでは、ライダーは風をもろに受けるので疲労します。しかし、渋滞の下道では他のモデルよりは楽に切り抜けられます。荷物の積載は工夫次第でしょう。

YAMAHA MT-09

わたしの愛車、YAMAHA MT-09は風をもろに受けるネイキッドです。風で辛いからとハンドルで身体を支えては(運転技術の点で)いけないので、腹筋が疲れます。

体感的には、V-maxより空気抵抗を感じます。V-maxは加速感とスピード感はありますが、実際の加速やスピードはそこそこです。演出が秀逸なんです。

比較してMT-09は、体感以上にスピードが容易に出るため、強烈な空気抵抗を感じます。

MRA スクリーン レーシングのレビュー

写真のようにMRA スクリーン レーシング スモーク MT-09(14-16) MR259Sを取り付けました。

78DAE41E-C1DC-4025-80DA-6F43EE288C44.jpeg

スタイル

MRA スクリーン レーシング スモーク MT-09(14-16) MR259Sは、メーターバイザー(スピードメーターを覆う程度の小さなスクリーン)などと比較すると、大きめのスクリーンです。

そのため、スタイルの好みは分かれるでしょう。 私は、スタイルの好みではもう少し小さいスクリーンにしたかったです。しかし、実用性を重視しました。

実用性を重視すると選べるブランドはほんの一握りです。MRAのスクリーンは、どれを選んでもハズレがないです。

大きめのスクリーンなので最初は違和感がありますが、見慣れてくると、これもまたそれなりに良いスタイルです。

スタイルは余程変なデザインでない限り、見慣れてくると思います。

風除け性能

予想をはるかに上回り、不思議なほどに自然に風を防いでくれます。もちろん、風で疲れることもなく移動できます。

こんなに小さなスクリーンなのに、普通に着座したとき胴体への風を防ぐ効果があります。なので、高速道路では少しだけ伏せればOKです。

素のMT-09では100km/hくらいから強烈な風を感じますが、このスクリーンがあれば140km/hを超えても大丈夫な感じです。

もちろん140kmなんて試せません。感覚的な話です。スピード違反はしません。

MRA スクリーン レーシングは、風除けとして高性能なのに、ハンドリングに悪影響がありません。下道での速度域の延長のような感覚で高速道路にも乗れます。ハンドリングに影響がないので移動時のストレスが激減します。

MT-09には、間違いなくスクリーンが必要です。 わざと3rdパーティーを喜ばせる仕組みなのかな?と思うくらい欠かせないアイテムです。

純正オプションのスクリーンが小さ過ぎるのは、スタイルを優先するのと同時に、3rdパーティー製が簡単に性能で上回れる気遣いなのかもしれません。

ロードサービス

MRA スクリーン レーシングはストレスを軽減してくれるので、移動距離をグッと延ばしてくれます。

遠くまで楽に移動できます。そうなるとトラブルが心配になってきます。

現代のバイクはトラブルが少ないですが、それでも必要なロードサービスを契約した方が良いと思います。

※ Club YAMAHA経由でわたしも利用しています。年間数千円で安心を買えます。
 

MRA スクリーン レーシング

約4年間使用していますが、気になる劣化などはありません。今では、このスクリーン無しは考えられないほどに馴染んでいます。

以降では、気になるポイントについて報告します。

取り付け

取り付け作業は簡単で、車体の加工無しで取り付けられます。ゆっくり作業しても20分程度で終わります。

ハンドルではなく車体への取り付けです。

スタイル

上部がスモークで、下側のブラックアウトに自然に連続的に繋がっています。近くで見てもとても落ち着いたデザインです。

ETC

ETCのセンサーをスクリーンの下に隠れるようにマウントしても、ETCの機能に影響がありません。スクリーン下側がブラックアウトされているので、ETCセンサーの存在は見えなくなります。