新型コロナで、もうバスケットボールはできない?!

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世界中のバスケットボールプレイヤーは、アフターコロナ(新型コロナウイルス感染症の封じ込め後)を待ち望んで過ごしているでしょう。

わたしもその1人です。でも、その日は来るのでしょうか?

この件について、私の知る限り若い人が冷静なアドバイスを受けているようには見えません。

オトナにさえ明確なことが分かっていないので、若い人はぼんやりとさえ分からずに困っていると思います。

そこで、今わかっていることをなるべくやさしく解説します。

ヒトは自分でコントロールできないことに悩み続けては、精神的に疲弊してしまいます。

現在の状況を知ることで悩むのではなく、今できることに集中できれば良いと思います。

最後までご覧になって、あなたの参考になりましたら幸いです。

はじめに

例えば、感染者がいない地域だけで行われる試合は、(感染者が出ない限りは)すぐにでも開催されるかもしれません。

そのようなローカルな話ではなく、日本全土を考えた場合の予想は次のようになります。

  • バスケットボールがプレイできるのは、他のスポーツよりも後でしょう
  • 試合、特に遠征しての試合は、2021年も開催されないでしょう

だから若い人は、(一時的に)他のスポーツに転向するか、スポーツをあきらめる方が良いでしょう

以降では、どうしてこのようなコメントになるのかを説明します。

バスケットボールは3密だ!

説明するまでもなく、バスケットボールは他の競技に比べて密閉、密集、密接の度合いが高いです。

非常事態宣言が解除されても、密閉、密集、密接には気をつけて生活しなければなりません。そうしないと、すぐに感染が拡大します。

密閉、密集、密接なバスケットボールは、感染症に対して不向きなスポーツの代表でしょう。

その上、体力を消耗するタイプのスポーツなので、免疫力が一時的に低下します。そうすると感染の危険が増します。

もしもあなたが感染した場合、あなたが発症しなくて感染していることがわからないかもしれません。

その場合でも他人に伝染させる恐れがあります。発症2日前から感染力が高くなることが分かっていますし、発症しなくても感染させる恐れがあります。

感染を封じ込めないと、弱者(高齢者、既往症のある人、治療中の人など)を守ることができません。

未知の病

新型コロナウイルス感染症は、未知の病です。今分かっていることは、ほんの少しだけです。

下記に引用した7項目は、分かっていないことです。

1)新型コロナウイルスの感染者は何人いるのか?
2)感染により持続的な免疫が得られるのか?
3)どの程度の感染者が無症状なのか?
4)極めて重篤になる人がいる理由は?
5)COVID-19は体にどんな長期的影響を引き起こすか?
6)「第2波」はあるのか?
7)子どもはどのくらい感染を広げるのか?

果たして「第2波」は訪れるのか? 新型コロナウイルスについて、まだ答えが出ていない「7つのこと」

これらのことがわからない限り、新型コロナウイルス感染症の対策が十分には行えません。

できましたら、引用元の記事を読んで分からないことについて理解してほしいです。

治っても肺の機能が大きく低下する?

もしも不運にもあなたが感染したら…

若い人は重症化しないから大丈夫と誤解していませんか?

重症化するかもしれません。川崎病と似た症状の報告が目立ってきました。

軽症で済んで新型コロナウイルス感染症が完治しても、後遺症が残るかもしれません。

下記の引用は、新型コロナウイルス感染症による後遺症の実例です。なぜか、まったく話題になっていません。

6人の現役のダイバーがいましたが、全員が「病院での治療は不要」と判断されたため自宅に戻され、数週間の自主隔離の後回復しました。ハルティヒ氏らが回復後の経過観察を行ったダイバーは全員、せきやダイビングのパフォーマンスの低下が見られる以外は健康そのものだったとのこと。

そこで、ハルティヒ氏がダイバーの肺をCTスキャンで調べたところ、驚くべき結果が出ました。まず6人中2人の肺は大きく機能が低下しており、負荷がかかるとすぐに血中の酸素が低下してしまうようになったとのこと。また、ぜん息の患者に見られるような症状も観察されました。残りの4人のダイバーについても、肺の変化が見られたとのことです。

この結果についてハルティヒ氏は、「私は20年の経験がある救急医ですが、若い人の肺がこんな状態になっているのを見て言葉を失ってしまいました。CTスキャンの結果を取り違えたのかと思って、改めてレントゲン撮影をさせてもらったことさえあったほどです」「これは衝撃的で、何が起こっているのか理解できません。彼らはおそらく生涯の患者として、定期的な診断を受けるべき状態になってしまいました。当然、ダイビングはもうできません」と話しました。

新型コロナウイルス感染症から回復しても肺には深い傷跡が残るとの指摘

深刻な後遺症のナゾが解明するまでは、なるべく感染しないようにするしかありません。

免疫はつかない?(再感染する?)

多くの感染症は、1度感染すると免疫を獲得し、(しばらくは)感染しません。

しかし、新型コロナウイルス感染症の免疫については、よく分かっていません。

WHOがこの件でツイートしていますが、内容はとても控えめ(最悪のケースを想定していない)です。

「COVID-19にかかったほとんどの人は抗体反応を示すようになり、これが一定の防御につながると予想する」と説明。「ただし、その防御の程度や、それがいつまで続くのかまだ分かっていない(中略)この重要な疑問に答える研究はまだ出ていない」と指摘している。

WHO、「免疫パスポート」に反対 回復しても再び感染の危険と

免疫についての最新動向は、下記の動画が詳しいです。

致死ウイルスに向き合う~恐怖の出口にしないために【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】20200508

国内で起きた院内感染の実態が、予測できない悲惨なものであり、この病の真の怖さが分かります。

そして日本は今、ニューヨークやミラノの二の舞になる「恐怖の入り口」にあることが説明されています。

二度目の感染は深刻?

新型コロナウイルス感染症の免疫については、よく分かっていません。

再感染か、再燃(検査では治っていると判断したのだけど、実は治っていなくて再度発症するケース)かは不明だけれども、再度発症している実例が世界中で起きています。

デング熱は、二度目の感染で深刻な症状になる場合があり、抗体依存性感染増強の仮説があります。

二度目に異なる血清型のデングウイルスに感染すると、デング出血熱やデングショック症候群のリスクが高まる理由は、まだ解明されていない。最も広く受け入れられている仮説に、抗体依存性感染増強英語版)(: Antibody-dependent enhancement、ADE)がある。ADEの背景にある正確なメカニズムは不明である。

Wikipedia

新型コロナウイルス感染症も当てはまるかどうかは、まだ分かっていません。再度の発症が抗体依存性感染増強なのかどうか不明です。

ワクチン

ワクチンの開発が期待されていますが、「年内〜」などと言っているコメントはデタラメです。

仮に年内に開発されて臨床試験が終わっても、量産されて一般市民に使われるには時間がかかります。

ところで、新型コロナウイルス以外のコロナウイルスでヒトに感染するものは、風邪のウイルス4種類とSARS, MERSがあります。

これらのコロナウイルスの中で、ワクチンが開発されたものはありません。

現在、6チーム(会社)が臨床試験に進んでいるらしいですが、順調に進展するのでしょうか。

おわりに

新型コロナウイルス感染症の怖さをやさしく紹介しました。いかがでしたでしょうか?

普通の感染症とはタイプが異なる、とても怖いものであることが伝わりましたでしょうか?

バスケットボールに限らずスポーツは、他の社会活動がすべて行われるようになってから取り組めるものだと思います。

日本は検査数が少ないので、実際の感染がよくわからないです。知識があれば、これから順調に感染が落ち着いていくなどと考えられる人はいないでしょう。

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