エンジニアブーツは優れたライディングシューズ! スクーターの人もどうぞ!

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エンジニアブーツはバイクのライディングシューズとして、今でも根強い人気があります。

エンジニアブーツはアメリカ生まれで、由来は乗馬用ブーツまたは作業用ブーツとされています。

エンジニアブーツとは、履き口に付属したストラップでフィット感を調整するタイプのワークブーツを指します。足場の悪い環境下で靴紐付きのシューズだと起こってしまう、異物をひっかける、靴紐を踏むなどのトラブルを回避するために生まれました。

男の一生モノ、エンジニアブーツの魅力を深堀り | TASCLAP

エンジニアブーツには、トラブルの元になる靴紐がない!

エンジニアブーツは安全靴のひとつだと考えられますが、現在ではバイク用かファッションアイテムとして生き残るだけで、作業用ブーツとして履いている人は見たことがありません。

ところで、エンジニアブーツは誤解されている気がしています。

ライディングシューズの方が優れていて、エンジニアブーツには本質的に意味がないと誤解されている気がしています。決してそんなことはないと思います。

本ページでは、エンジニアブーツの魅力をお伝えします。ライディングシューズとして再開発されたエンジニアブーツも紹介しました。


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はじめに

頭はとても大切な部位だから万が一に備えて守らなければならないです。このことに異論がある人はいないでしょう。 だからバイク(自動二輪車)は乗車時に、ヘルメットの着用義務があります。

だけど足の防護には規則がありません。なぜでしょう?

ヘルメットのように義務化する必要はないかもしれないけど、行き届いた教育が必要だと思います。

自動車学校で「カカトのある、足首を覆う靴を直用のこと!スニーカー不可!」と言われていたけど、理由を理解していない人もいます。

カカトが必要なのは、バイクのステップを捉えやすいからで、操作性に関する理由です。
足首を覆うのは、バイクの下敷きになっても保護してくれるからで、安全性に関する理由です。

他にも
・靴紐なし(バイクに巻き込まれたり、引っかからないように)
・ズボンの裾をシューズの中に(どこかに引っかけないように)
 

エンジニアブーツは、バイク用としての機能をすべて備えています。

バイクに乗車するときは、後ろに乗る人もそれなりのシューズの着用をおすすめします。

足は最高の芸術作品

レオナルド・ダヴィンチは「足は、人間工学上の傑作であり、最高の芸術作品である」と 言ったそうです。

足は複雑な構造をもつ大切な部位です。

全身で206個ある骨のうち、くるぶしから下の足には、56個(両足で28個)あります。
なんと、全身の骨の1/4は足が占めているのです。
 

複雑な構造を持つ足をケガすると、歩行やランニング、正座、しゃがむなどに支障をきたすかもしれません。

足は特別にケアする必要を感じます。

万が一に備え、バイクに乗車するときは、後ろに乗る人もそれなりのシューズ着用をおすすめします。

エンジニアブーツでの操作性

「エンジニアブーツは(厚みがあるから)シフト操作がしにくい!」という声を聞きます。

バイク用に特化したライディングシューズと比較すれば、正しいです。こまめに正確なタイミングでシフトしたい欲求が強いのならば、ライディングシューズを選択するのが適切です。

elfのシンセテーゼは、大人気のライディングシューズです。
Synthese14は、透湿防水モデルです。
elfには通気性に優れたモデルなど、多数のラインナップがあります。
 

それでは、エンジニアブーツはどれほどシフト操作がしにくいのでしょうか?

エンジニアブーツはシフト操作がし難い?

エンジニアブーツでのシフト操作に慣れてしまえば、一般道で交通ルールを守って走るのは、まったく問題にならないと思います。

この程度の違いだと思います。誰でも慣れる程度の違和感だと思います。

先芯として足先に鉄や樹脂の保護カップが内蔵され、厚みのあるエンジニアブーツでは、確かにシフトペダルの下に足を入れにくいかもしれません。

それでも慣れてしまうでしょう。実際、わたしのエンジニアブーツは鉄製の先芯が内蔵されていますが、問題ありません。

先芯(box toe)とは、靴のつま先部分のアッパー(甲革)裏革の間に挿入する芯材のことです。
JIS規格(日本工業規格)は、危険を伴う作業現場で履かれる安全靴などに先芯を入れることを義務付けています。安全靴には鉄素材の先芯が多く使われていましたが、現在は強化プラスチックなどの軽い素材も一般化しています。

先芯とは | 靴の種類や製法、修理に関する用語集

普通の走行程度で問題になることはないでしょう。

エンジニアブーツでの操作性が普通の走行に支障があるのでしたら、根強い人気とはならないでしょう。

バイクを降りたら

ツーリングにしろ通勤にしろ、「バイクを降りたらシューズを履き替えます」という人はほとんどいません。つまり、短い距離や時間かもしれないけどシューズを履き替えずに歩きます。

ライディングシューズもエンジニアブーツも歩きにくいことはないです。

エンジニアブーツはとても重いので、重たい靴が苦手な人はエンジニアブーツを諦めた方がよいかもしれません。

エンジニアブーツの耐久性

わたしのエンジニアブーツは、10年以上前に購入したものです。

ソール(靴底)は悲惨なほどにすり減っていますが、他はまだまだ使える状態です。こんなに長持ちする靴は他にないでしょう?

ソールが削れてしまって修理したいのですが、修理費用は新品が購入できるほどかかります

革製品ですので、メンテナンス(汚れを落としてオイルで磨く)が必要です。面倒を見ながら長い期間使うと、愛着が湧いてきます。

この堅牢さと、メンテナンス(磨く作業)が与えてくれる精神的浄化作用がエンジニアブーツの魅力です。

牛革製の丈夫な作りが、万が一の時に足を守ってくれる気がしています。

牛革製品は、最初硬くて悩むかもしれませんが、徐々に自分の足に馴染んできます。

それでは、現代のライディング用エンジニアブーツを少し紹介しましょう。

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デイトナ(Daytona)

 
カラバリ:ブラック、ダークブラウン、ブラウン

デイトナのオリジナルブランド、ヘンリービギンズ(Henrybegins)のHBS-004は、ライディング用に開発されたエンジニアブーツです。

鉄製の先芯が入っていないなど、安全靴からは少し離れた仕様です。
【仕様】シフトパッド内蔵 / くるぶしパッド / すべり止め加工 / ファスナーカバー / サイドジップ / 裏地付き
 

エンジニアブーツは元々ライディング用ではありませんが、バイク乗りがエンジニアブーツを気に入り流用する流れがありました。そして現代、ライディングシューズとして再開発されたのがヘンリービギンズや(下記の)ワイルドウィングのエンジニアブーツです。

ワイルドウィングのWWM-0006もライディング用に開発されたエンジニアブーツです。
 

似て非なるもの

まず初めに、EDWINのセイフティーブーツはライディング用としては今ひとつですが、セイフティーシューズとしては満足しています。

EDWINのエンジニアブーツ風セイフティーブーツは、とてもリーズナブルな安全靴(セイフティシューズ)です。

ライディング用としても足の保護についての不安を除けば満足です。

エンジニアブーツ同様、厚いシューズなのでシフト操作には慣れが必要です。

本格的な鋼鉄製先芯を内蔵しているけど、JIS規格の安全靴ではありません。エンジニアブーツの形をしていますが、本革ではなく合成皮革です。

エンジニアブーツのような新品のときの硬さはなく、最初からやわらかい馴染んでいるかのような履き心地です。

足首周辺のデザインは秀逸ですが、保護する堅牢さはありません。

手軽なメンテナンス、本革ではないので水拭きでOKです。
 

箱の裏面にある注意書きを転載します。

おわりに

ライディングシューズとしてのエンジニアブーツを紹介しました。いかがでしたでしょうか?

ファッションアイテムとしては、意見が分かれるでしょう。

  • パンツの裾をブーツインすると、エンジニアブーツの存在が際立つ
    • 嫌がられるかも
  • ブーツインしなければプレーントゥーのシューズに過ぎない
    • 無難なスタイル

エンジニアブーツは天然素材でできているためか、落ち着きのある洋服と合わせやすいシューズだと思います。

わたしにとっては、重厚なエンジニアブーツの感触が乗車前から特別な安堵感を与えてくれて、運転に必要な落ち着きをもたらしてくれると思っています。

さて、ライディングシューズとエンジニアブーツでは、転倒時の保護機能はどちらが上なのでしょう?

エンジニアブーツの厚い牛革が足を守ってくれそうですが、エビデンスはありません。しかし、履いている時の安心感は誰でも感じられるのではないでしょうか。

バイクに乗るのなら、小排気量のスクーターであってもエンジニアブーツをおすすめします。

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カラバリ:ブラック、ダークブラウン、ブラウン

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