ケトルベル入門用動画「Enter The Kettlebell」

これまでも何度か紹介した、良質の入門用動画「Enter The Kettlebell」ですが、少し補足します。

Enter the Kettlebell – Pavel Tsatsouline

入門

「入門」の意味するところは、幅が広く、そのため少々曖昧です。これからケトルベル・トレーニングをする人向けの入門であることは確かですが、万人向けとはなりません。

ケトルベルには、ケトルベルの競技(速い動作で回数を競う)があります。その競技の入門ではありません。この競技の場合、身体を柔らかく使って、ケトルベルを操作します。

パベル・サッソーリン( Pavel Tsatsouline )師匠の教えは、ストリクト・フォーム(strict form、厳格なフォーム)で、衝撃を受け止め、身体に負担を与える、トレーニング用のものです。

メニュー

動画には、下記メニューの説明があります。

  • Swing 9:04
    • オススメのケトルベル・スイングの説明。既に記事があります。
  • Get-up 15:04
    • ケトルベルらしいメニュー。別に記事を書く予定です。
  • Clean 18:24
    • 他のメニューの起点となるメニュー。既に記事があります。
  • Press 24:18
    • 例えば、バスケットボール・プレイヤーなら、熱心にやる必要がないと思います。
  • Snatch 30:12
    • 優れたトレーニング・メニュー。別に既知を書く予定です。
  • Safety 35:07
    • 安全に関する説明。

Swing

極論すれば、熱心にSwingだけをやればOK、と考えています。

Get-up

既に、紹介済みのウィンドミル、それと上記のGet-upは、ケトルベルらしいメニューで、身体の複数の部位による連係動作であり、動作中に身体を安定させる良いトレーニングだと思います。しかし、少々難しいメニューなので、後回しにしても良いと思います。

Get-upには、起き上がるときの動作により、ランジ・スタイル(足を前後に開いて立ち上がる)と、スクワット・スタイル(足を左右平行にして立ち上がる)があります。わたしはもっぱらランジ・スタイルです。スクワット・スタイルの方が、柔軟性を求められるので、難しいと思います。

通常、ケトルベル・ゲットアップ・ランジ・スタイル、ケトルベル・ゲットアップ・スクワット・スタイルと呼ばれます。

スポーツ動作との兼ね合いでは、どちらか選ぶのであれば、ランジ・スタイルが良いと思います。スポーツの動作では、大抵、両足が前後になっていますので。

Get-upが良いトレーニングと呼べない点は、どこかにケガがあると、大抵、トレーニングできない点です。両手、両足、ボディ、すべてに痛みがない状態でないと、実施できないです。

Get-upが「Enter The Kettlebell」に取り上げられているのは、この動画らしい特色です。入門としては難しいメニューですし、敬遠されがちなメニューです。しかし、Get-upは、効果的なメニューであることは間違いないです。

Snatch

Snatchは、動作を覚えるのに時間が掛かります。Snatchそのものにも、トレーニング効果があるとは思いますが、連続したSnatchにより、心肺機能に負荷がありますので、時間/回数などを変えることにより、トレーニング・メニューが広がります。

Snatchについては、別に記事を書く予定です。

まとめ

「Enter The Kettlebell」は良質なトレーニング動画ですが、すべてを完全に消化する必要は、検討の余地があります。将来に残しても良い部分があると思います。

スポーツへの効果を急いでいる場合には、上記のメニューのいくつかを実施しないまま、ワンレッグ・デッドリフトや、ボトムアップ・プレスを早くに取り入れた方が良いかもしれません。これらのメニューは、バランスマットの上でも楽しめます。下記の記事で紹介した、バランスマット上で楽しんでいます。

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