「ほぐピラ」は、パーソナルトレーナーの星野由香さんが考案したトレーニングで、「ほぐす」+「ピラティス」がいちばん痩せる!というキャッチコピーで注目されています。
これまでスルーしていましたが、試してみると「ほぐピラ」はなかなか良いです。
このページはダイエットに興味がないあなたが、「ほぐピラ」からトレーニングメニューを盗む… 取り入れたくなるガイドです。
最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。
はじめに
予約できないパーソナルトレーナーとして紹介される、星野由香さん考案のトレーニングは書籍の販売も絶好調です。(amazonのヨガ・ピラティスでランキング1位)
すべてのトレーニングに動画が用意!
QRコードを読み取って動画を見れます。
モデルの宮城舞さんに持たせた、USA限定色のランブルローラーも絵になっています。
ここでは、キャッチコピーの「ほぐす」+「ピラティス」がいちばん痩せる!を一旦忘れて、あなた自身で試してほしいです。
試してみれば、あなたのトレーニングに取り入れたくなると思います。
ランブルローラー
ランブルローラーは、突起が特徴のフォームローラーです。
「ほぐピラ」を試してみて、これから入手するのであれば、ロングサイズ、スタンダードフォームをおすすめします。
硬さは、スタンダード/ハードの2種類
モデルの宮城舞さん(160cm)が抱えているのがミドル、スタンダード
身長が160cmを超えていれば、ロングが適切でしょう。
硬さがハードでは、痛いトレーニングメニューがあるでしょう。
なお、ランブルローラーの商品ラインナップは下表のとおりです。
硬さ(色) | サイズ | 全長 | 直径 | 重量 |
スタンダード(紺) | small | 31cm | 13cm | 370g |
〃 | middle | 55cm | 14cm | 775g |
〃 | long | 77cm | 15cm | 1,260g |
ハード(黒) | small | 31cm | 13cm | 350g |
〃 | middle | 55cm | 14cm | 755g |
〃 | long | 77cm | 15cm | 1,170g |
ランブルローラーの詳細は、「ランブルローラー(Rumble Roller)のレビュー」をご覧ください。
試してみよう!
モデルの宮城舞さんは、YouTubeのチャンネルで「ほぐピラ」を実演している動画を公開しています。
考案者の星野由香さんの説明も入っています。
(というより、広告動画そのものです)
「産後ダイエット」は気にせず、動画を見て試してほしいです。
トレーニングしている人にとっては、運動がきつすぎることはないでしょう。しかし、ボディコントロールの観点ではいかがでしょうか?
十分にカラダをコントロールできて、トレーニングにならないですか?
例えば、私は下記のトレーニングメニューで、カラダが上手く扱えない感じです。
「ほぐピラ ワイドショルダーブリッジ(10〜20回を3セット)」(6:30〜)
臀部は問題ないのですが、ハムストリングが震えてしまい、ちゃんとコントロールできている感じがしません。
ワイドスタンスでなければ問題ありません。
ランブルローラーに足を乗せなければ問題ありません。
ワイドショルダーブリッジの形は問題ないのですが、ランブルローラーに足を乗せているので、適度に不安定な状態です。
ランブルローラーが転がる方向と足の向きが異なるのもポイントかもしれません。
鼠蹊部を上げるために足で押すとき、雑に動作できないことが影響しているのでしょう。
ほぐピラ ワイドショルダーブリッジについては、ある程度回数を重ねれば上手くできそうです。
そうなったときには、スポーツパフォーマンスに良い影響がある予感がします。
このような効果がありそうな、トレーニングメニューがたくさんあります。
あなたも試してみませんか?
ランブルローラーの働き
ランブルローラーをバランスディスクやバランスマットの代わりに使用して、トレーニングすることが「ほぐピラ」の特徴でしょう。
ランブルローラーが生み出す不安定は、転がるモノを土台にするからです。
- バランスディスクやバランスマットは、全ての方向にぐらつきます。
- ランブルローラーは、ぐらつくことはなく、1方向に転がるだけです。
- 転がらないようにコントロールしながら動作するトレーニングが典型的です。
ヤンダ式シットアップは、パートナーが足を持って、軽い力で上に引き上げながら行うシットアップ。
足が浮かない様に下に押しつけながらシットアップするので、(稼働する筋群が限定され)相当きついです。
おわりに(広告塔を変えてみる!?)
「ほぐピラ」を簡単に紹介いたしました。いかがでしたでしょうか?
ところで、モデルの宮城舞さんの起用など、「ほぐピラ」の対象が限定されてるように感じます。
「ほぐピラ」を試してみれば分かる通り、限定してはもったいないですよね?
ダイエットに興味がない人にも魅力がありますよね?
そこで、脳内で広告塔を変えてみませんか?
動きが巧みで、何か特殊な秘密のコンディショニング・トレーニングをしているのではないか? そう感じさせる人物を当てはめてみると面白いです。
デニス・シュルーダーにしたら…
NBAのスター、デニス・シュルーダー(Dennis Schröder)選手をご存知ですか?
NBAに来た当初は、クイックネスばかり目立つ選手でしたが、NBAに対応できてくるとゲームメイクや3ptも身に付け、緩急自在のPGに成長してきました。
最近は、生え際がネタになるなど、真のスター選手になりつつあります。
・生え際が復活してきた!
・チームメイトに大先輩のレブロンがいるから生え際は心配ない!
デニス・シュルーダー選手の動きは、それを支えている何か特殊なトレーニングの存在を感じさせます。
表紙のデニス・シュルーダー選手がイエローのランブルローラーを抱えて、「ほぐす」+「ピラティス」でコンディショニング!だったらモチベーションが違いますよね?
使えるサイズのランブルローラーがありません。
フランク・メドラノにしたら…
フランク・メドラノ(Frank Medrano)氏は、自重トレーニング(キャリステニクス)の大御所です。
ご存知なくても、驚きのパフォーマンスを見れば納得でしょう。
自重トレーニングは、道具を使わないトレーニングではありません。懸垂やディップスには道具が必要です。
詳細は、懸垂バーが欲しい! チンニング/ディップス/レッグレイズ用スタンドが欲しい!をご覧ください。
ディップススタンドは、上の動画(1:27-, 2:37-)に登場しています。
次のようなトレーニング器具です。
「ほぐピラ」もランブルローラーを使った自重トレーニングです。
ヴィーガン(絶対菜食主義)のフランク・メドラノ氏がシルバーのランブルローラーを抱えて、「ほぐピラ」でキャリステニクス!なら、信者が飛びつきそうです。
失礼いたしました。
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