「ほぐピラ」は〇〇の宝庫だ! 動的ストレッチ、自重トレーニング、体幹トレーニング、マッサージ…

この記事は約7分で読めます。

「ほぐピラ」は、パーソナルトレーナーの星野由香さんが考案したトレーニングで、「ほぐす」+「ピラティス」がいちばん痩せる!というキャッチコピーで注目されています。

これまでスルーしていましたが、試してみると「ほぐピラ」はなかなか良いです。

このページはダイエットに興味がないあなたが、「ほぐピラ」からトレーニングメニューを盗む… 取り入れたくなるガイドです。

最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。


スポンサーリンク          

はじめに

予約できないパーソナルトレーナーとして紹介される、星野由香さん考案のトレーニングは書籍の販売も絶好調です。(amazonのヨガ・ピラティスでランキング1位)

本書は、写真を使った分かりやすい解説のみならず、動画で確認できる!

すべてのトレーニングに動画が用意!
QRコードを読み取って動画を見れます。
 

モデルの宮城舞さんに持たせた、USA限定色のランブルローラーも絵になっています。

ここでは、キャッチコピーの「ほぐす」+「ピラティス」がいちばん痩せる!を一旦忘れて、あなた自身で試してほしいです。

試してみれば、あなたのトレーニングに取り入れたくなると思います。

ランブルローラー

ランブルローラーは、突起が特徴のフォームローラーです。

「ほぐピラ」を試してみて、これから入手するのであれば、ロングサイズ、スタンダードフォームをおすすめします。

サイズ(長さ)は、スモール/ミドル/ロングの3種類
硬さは、スタンダード/ハードの2種類

モデルの宮城舞さん(160cm)が抱えているのがミドル、スタンダード

身長が160cmを超えていれば、ロングが適切でしょう。
硬さがハードでは、痛いトレーニングメニューがあるでしょう。
 

なお、ランブルローラーの商品ラインナップは下表のとおりです。

硬さ(色)サイズ全長直径重量
スタンダード(紺)small31cm13cm370g
middle55cm14cm775g
long77cm15cm1,260g
ハード(黒)small31cm13cm350g
middle55cm14cm755g
long77cm15cm1,170g

ランブルローラーの詳細は、「ランブルローラー(Rumble Roller)のレビュー」をご覧ください。

試してみよう!

モデルの宮城舞さんは、YouTubeのチャンネルで「ほぐピラ」を実演している動画を公開しています。

考案者の星野由香さんの説明も入っています。

(というより、広告動画そのものです)

「産後ダイエット」は気にせず、動画を見て試してほしいです。

トレーニングしている人にとっては、運動がきつすぎることはないでしょう。しかし、ボディコントロールの観点ではいかがでしょうか?

十分にカラダをコントロールできて、トレーニングにならないですか?

例えば、私は下記のトレーニングメニューで、カラダが上手く扱えない感じです。

「ほぐピラ ワイドショルダーブリッジ(10〜20回を3セット)」(6:30〜)

臀部は問題ないのですが、ハムストリングが震えてしまい、ちゃんとコントロールできている感じがしません。

ヒップスラストは問題なく行えます。
ワイドスタンスでなければ問題ありません。
ランブルローラーに足を乗せなければ問題ありません。
 

ワイドショルダーブリッジの形は問題ないのですが、ランブルローラーに足を乗せているので、適度に不安定な状態です。

ランブルローラーが転がる方向と足の向きが異なるのもポイントかもしれません。

鼠蹊部を上げるために足で押すとき、雑に動作できないことが影響しているのでしょう。

ほぐピラ ワイドショルダーブリッジについては、ある程度回数を重ねれば上手くできそうです。

そうなったときには、スポーツパフォーマンスに良い影響がある予感がします。

このような効果がありそうな、トレーニングメニューがたくさんあります。

あなたも試してみませんか?

ランブルローラーの働き

ランブルローラーをバランスディスクやバランスマットの代わりに使用して、トレーニングすることが「ほぐピラ」の特徴でしょう。

ランブルローラーが生み出す不安定は、転がるモノを土台にするからです。

  • バランスディスクやバランスマットは、全ての方向にぐらつきます。
  • ランブルローラーは、ぐらつくことはなく、1方向に転がるだけです。
  • 転がらないようにコントロールしながら動作するトレーニングが典型的です。
ヤンダ式シットアップを彷彿とさせるような、トレーニングが多いです。

ヤンダ式シットアップは、パートナーが足を持って、軽い力で上に引き上げながら行うシットアップ。

足が浮かない様に下に押しつけながらシットアップするので、(稼働する筋群が限定され)相当きついです。
 

おわりに(広告塔を変えてみる!?)

「ほぐピラ」を簡単に紹介いたしました。いかがでしたでしょうか?

ところで、モデルの宮城舞さんの起用など、「ほぐピラ」の対象が限定されてるように感じます。

「ほぐピラ」を試してみれば分かる通り、限定してはもったいないですよね?

ダイエットに興味がない人にも魅力がありますよね?

そこで、脳内で広告塔を変えてみませんか?

動きが巧みで、何か特殊な秘密のコンディショニング・トレーニングをしているのではないか? そう感じさせる人物を当てはめてみると面白いです。

デニス・シュルーダーにしたら…

NBAのスター、デニス・シュルーダー(Dennis Schröder)選手をご存知ですか?

デニス・シュルーダー選手はドイツからやって来た、クイックネスに優れた小柄な選手です。

NBAに来た当初は、クイックネスばかり目立つ選手でしたが、NBAに対応できてくるとゲームメイクや3ptも身に付け、緩急自在のPGに成長してきました。

最近は、生え際がネタになるなど、真のスター選手になりつつあります。
・生え際が復活してきた!
・チームメイトに大先輩のレブロンがいるから生え際は心配ない!
 

デニス・シュルーダー選手の動きは、それを支えている何か特殊なトレーニングの存在を感じさせます。

表紙のデニス・シュルーダー選手がイエローのランブルローラーを抱えて、「ほぐす」+「ピラティス」でコンディショニング!だったらモチベーションが違いますよね?

トレーニングメニューの説明内容は、書き換えないとならないですが、多くのトレーニングがそのまま使えるのでは?
 
マイク・コンリー、カイリー・アービング、ステフィン・カリーなどでもイケてますが、レブロン・ジェームズはやめておきましょう。

使えるサイズのランブルローラーがありません。
 

フランク・メドラノにしたら…

フランク・メドラノ(Frank Medrano)氏は、自重トレーニング(キャリステニクス)の大御所です。

ご存知なくても、驚きのパフォーマンスを見れば納得でしょう。

自重トレーニングは、道具を使わないトレーニングではありません。懸垂やディップスには道具が必要です。

懸垂バーは自宅に設置できます!
詳細は、懸垂バーが欲しい! チンニング/ディップス/レッグレイズ用スタンドが欲しい!をご覧ください。

ディップススタンドは、上の動画(1:27-, 2:37-)に登場しています。
次のようなトレーニング器具です。
 

created by Rinker
リーディングエッジ

ハイスタイルとロースタイルの2WAY
ハイスタイル:80.0cm 〜 90.0cm
ロースタイル:34.5cm 〜 39.5cm

「ほぐピラ」もランブルローラーを使った自重トレーニングです。

バランスディスクやバランスマットに乗って、自重トレーニングを行うのはありふれていますが、フォームローラーの不安定さを使った自重トレーニングは、珍しいです。
 

ヴィーガン(絶対菜食主義)のフランク・メドラノ氏がシルバーのランブルローラーを抱えて、「ほぐピラ」でキャリステニクス!なら、信者が飛びつきそうです。

失礼いたしました。

コメント