ケトルベル・クリーン

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16kgと12kgのケトルベル

この記事は、ケトルベル・クリーンの紹介です。

ウエイト・リフティングのクリーン&ジャークのクリーンが、どうしてクリーンと呼ばれるかは、きれいな持ち上げ方で肩の上に乗せるからのようです。詳細は引用元をご覧ください。

「コンティネンタルリフト」に比べて、現在の「クリーンリフト」と呼ばれている方法は、きれい(クリーン)にバーを肩の上に乗せることができるということです。

クリーン・ジャーク・スナッチの意味と語源に迫る」から引用

ケトルベル・クリーンは、肩の上に乗せるのではなく、ラックポジション( rack position, クリーンして上腕&前腕がつくる場所)に乗せます。

ケトルベル・クリーンそのものは、もちろん瞬発系のトレーニングです。バーベル・クリーンと比較すれば、軽いウエイトを片手で何度もクリーンします。

ケトルベル・クリーンは、完璧にマスターしないと他の大多数のケトルベル・トレーニング・メニューを行えません。この意味で特別大切な基本メニューになります。

本記事を最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。なお、本記事には個人的な感想が含まれますので、すべての方に当てはまるものではありません。


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ケトルベル・クリーン

ケトルベル・クリーンで垂直にケトルベルを挙げる瞬間

ケトルベル・クリーンは、トレーニングの幅を広げて各種メニューに取りかかるためには、基本となるメニューです。

ケトルベル・クリーンを簡単に説明すれば、クリーンしてラックポジション( rack position, クリーンして上腕&前腕がつくる場所)に乗せます。

バーベル・クリーンが、他のメニューの起点になることは限られていますが、ケトルベル・クリーンは、多数のメニューの起点になります。ケトルベルの面白いところです。

それではまず、旧ソ連軍特殊部隊の教官パベル・サッソーリン( Pavel Tsatsouline )師匠のご指導をどうぞ。

パベル・サッソーリン( Pavel Tsatsouline )師匠の指導

YouTubeで公開されている動画「Enter the Kettlebell」では、下記のプログラムで構成されています。

  • Swing 9:04
  • Get-up 15:04
  • Clean 18:24
  • Press 24:18
  • Snatch 30:12
  • Safety 35:07

順序よく説明されているので、18:24からの「Clean」をいきなり観ても良く分からないでしょう。最初からご覧になることをお勧めします。特に、Swingのテクニックは基本的なスキルとして身に付けている前提で、クリーンの説明をしています。

Kat’s Kettlebell Dojo( Katさんのケトルベル道場)の指導

今風の動画で、こちらの方が分かりやすいかもしれません。細かい注意事項をていねいな説明で、吹き出しを使って編集で加えてくれています。

注意事項を眺めていると、自分のクリーンが雑であることを反省させられます。

動画の最後の方では、2個のケトルベルでのダブル・クリーンも説明されています。

ケトルベルのやり方は、多数ありますが、この動画で説明されていることは、パベル・サッソーリン師匠によるストリクトフォームと矛盾ないです。

ニュージーランドで活動されている、Katさんの動画です。この動画以外にもとても分かりやすい動画が多数登録されています。しかし、再生回数、チャンネル登録共に少ないです。とても分かりやすいのになぜでしょう。「ケトルベル・アカデミー」のWebサイトもあります。

人っ子一人いない広場がきれいな芝生で、そんなところにニュージーランドを感じます。Katさんの他の動画でも自然を感じさせるものが多いです。

おわりに

ケトルベル・クリーンで垂直に上がったケトルベルをラック・ポジションに納めるところ

ケトルベルについて興味がありましたら、どうぞ他の記事もご覧ください。

もしもケトルベルの購入を検討しているのでしたら、伊藤鉉鋳工所さんのをオススメします。ケトルベルは、形状が使い易さに大きく影響します。

ケトルベルは、各社から多数の製品がリリースされていますが、その中には扱いにくいケトルベルもあります。グリップ部の形状と、グリップ&球体の重量バランスが適切でないと、扱いにくいです。

伊藤鉉鋳工所さんは、代表者がSFGケトルベルインストラクター資格を保有しているほど、ケトルベルに熱心です。唯一の国産品です。

重さは成人男性であれば、16kgか12kgが良いでしょう。12kgと16kgをそれぞれ1個揃えても、同時に使える点がケトルベルの良い点でもあります。ケトルベル・クリーンだけを考えれば、もっと重たいウエイトでも扱えますが、他のトレーニング・メニューも考慮すれば16kgか12kgが良いと思います。

「ふるさと納税」の制度を利用できます。

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