YAMAHA MT-09 ヘッドライト(ハロゲンバルブ)の交換方法

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YAMAHA MT-09 ヘッドライト(ハロゲンバルブ)の交換は、難しい作業はありませんが、少し面倒です。

このページは、写真付きの手順説明です。

なお、足腰が痛い御仁は、バイク屋に頼もう! 無理すると私のように後悔します。

最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。


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全体手順

手順は、ヘッドライト周辺のボルトを外し、ヘッドライトの裏側からバルブを交換した後、元に戻すだけです。

なお、スクリーンは外す必要があります。

メンテナンス作業に慣れていても、30分程度は掛かると思います。

スクリーンを付けていて、作業に不慣れなら1時間近く掛かるでしょう。

バルブの交換手順
  • (交換用バルブの用意)
  • (スクリーンを外す)
  • ヘッドライトを車体にマウントしているボルトを外す(左右それぞれ1個)
  • ウインカー・アッセンブリーを車体にマウントしているボルトを外す(左右それぞれ1個)
  • スクリーンをマウントするボルト(4個)を外す
  • ヘッドライトを外す
  • ソケットを外す
  • 防水ゴムを外す
  • バルブを交換する
  • 防水ゴムを取り付ける
  • ソケットを取り付ける
  • ヘッドライトをマウントする
  • ウインカー・アッセンブリーを元の位置に戻して、各ボルトを締める
  • (スクリーンを取り付ける)

それでは、写真付きで補足します。

交換用バルブ

切れたバルブは、納車時のフィリップス製

交換用バルブは、H4 60/55Wです。

KOITOやスタンレーのバルブを選べば、間違い無いでしょう。

二輪車用のバルブは、耐振です。
 

ヘッドライトの役割は、運転者が道路状況を認識することと、他者から認識されることです。

わたしはハロゲン派です。運転者としてLEDの照明は明るいけど、ハロゲンより道路状況を認識しにくいです。

車検に通るのなら、イエローを選びます。
モノの輪郭がクッキリ見えます。

運転していて見やすいし、他者からも認識しやすいでしょう?
 

明るさを求めるなら、レイブリックのRR94があります。
 

工具

必要な工具は、ヘックスレンチ(4mm、5mm)のみです。

少なくとも8本のボルトを緩めてから締めます。

ヘックスビット&ラチェットハンドルが楽です。
ヘックスレンチを付け外す繰り返しの手間が省けます。

よく使う工具なので、揃えておくと便利でしょう。
 

ヘッドライト、ウインカーのボルトを外す

赤丸のボルトをヘックスレンチで緩めます。

左右両側のボルトを外しても、部品が落下することはありません。

スクリーンをマウントするボルト(4個)を外す

MRA スクリーン レーシングを付けていたので、写真にはスクリーンのマウンタが余計です。

MRA スクリーン レーシングの詳細は、「MRAスクリーン(バイクの風除け)」をご覧ください。
 

赤丸のボルトをヘックスレンチで緩めます。

スクリーンを使用していなければ、ボルトを外しても、部品が落下することはありません。

ヘッドライトを外す

ヘッドライト下部が、本体のマウンタに乗ってます。

赤矢印を逆向きに辿れば(上げてから、車体前方に移動すれば)、外れます。

下記は、マウンタとヘッドライト下部の拡大写真です。

ソケットを外す

ソケットを外すとき、狭いので硬く感じるかもしれません。

しっかり握って、ゆっくり外しましょう。

防水ゴムを外す

上の写真に写っている、防水ゴムを外したのが下記です。

上部に刻印されている「上向きの矢印」が組み付ける向きを表しているのでしょう。

バルブを交換する

バルブをヘッドライトに固定しているのは、針金のような部品です。

右側部分を押してから、上方にずらせば扉のように手前に開きます。右側のプラスネジのところがヒンジです。

新しいバルブのガラス部分には、手を触れぬようお気を付けください。(汚れがあると高温になったときに故障を招きます)

おわりに

YAMAHA MT-09 ヘッドライト(ハロゲンバルブ)の交換手順を説明いたしました。いかがでしたでしょうか?

照明の向きを調整する仕掛けがないのに驚きました。

さて、ガソリンのレシプロ・エンジンもハロゲン・ランプも今後消え去る技術かもしれません。

私は最後まで粘って使い続けるつもりです。

LEDライトの電動バイクなんて、味が無さ過ぎる気がします。

しばらくは、MT-09を楽しもうと思います。

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