トラッシュ・トークでウォーミングアップ

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チーム内はもちろん、バスケットボールの知り合いとは、通常の礼儀を越えた気遣いが存在すると思います。

同じ学校の出身

クラブ活動における上下関係

中学/高校/大学のクラブ活動においては、先輩&後輩の関係を学ぶ場であると思います。年齢差には、礼儀が必要になります。競技における技量は、先輩&後輩の関係が逆転するかもしれませんが、適切な態度での対応が求められるでしょう。

このように、クラブ活動はスポーツが社会勉強のツールとして機能する場面だと思っています。ツールの話は下記の記事でも触れました。

卒業後の上下関係

しかし、40歳、50歳と年齢を重ねてくると、先輩&後輩の関係は、学生時代の関係とは変わってくる場合があります。10代における1, 2年の年齢差に比べれば、歳をとってからの1, 2年は誤差みたいなものだからかもしれませんが、なぜか同級生のようになりませんか?

特に、同じチームに所属して頻繁に会う関係だと、そう感じます。多くの方が同じように感じているのではないでしょうか。

特殊な学校

しかし、ある大学だけは、いつまでも学生時代と同じ先輩&後輩の関係に見えます。あるいは、見えているのは、あれでもオトナになって緩くなった関係なのだろうか。ちょっと厳し過ぎるように見えて、引いてしまいます。大学名は書けませんが、特別な学校に感じます。

トラッシュ・トークでウォーミングアップ

さて、学生時代の先輩&後輩は、共有するバックグラウンドがあるので、礼儀を逸脱したかのような振る舞いもできる気がします。例えば、試合会場に後から登場した先輩に向かって、

「遅いじゃないですかー! 何やってるんです? 心構えが足りないんじゃないですか?」

遅刻もしてない人に言う言葉ではないし、誰に対してでも不適切な表現です。しかし、そんな当たり前のことは、先輩だって分かっています。だから、私の育った環境では、ここは気の利いたことを返す番なのです。

先輩:「熱心にウォーミングアップしてたら、時間を忘れて・・・」

後輩:「気負い過ぎても、パフォーマンスは良くなりませんよ」

そもそもウォーミングアップしてるハズないし、事実とは関係ない、こうしたクダラナイやり取りが、試合に向けての適度なリラックスを生むと思うのです。トラッシュ・トークの文化と言えば、それだけの話ですが。

実戦での恩返し

高校時代にお世話になったOBの先輩が、最近、還暦プレイヤーとして復帰しました。以前はコンディションが今ひとつでしたが、最近、急にコンディションが良くなってきました。(内心とてもうれしいのですが、そんなことは言葉には出さずに)ダブルチームでボールを奪います。

すると、自チームのベンチから「あれ、先輩なんだろ?(そんなことしていいのか?)」と耳に入ります。わかってねぇなぁ、恩返しですよ

むしろ、よそ行きのプレイで忖度したら、先輩だって寂しさを感じると思うのです。

出身が異なる場合

テッチャンさん

成人してから知り合ったチームメイトは、共有するバックグラウンドがないため、関係を築くのには時間が掛かります。中でも、素直で誠実、表裏のない天然な性格の人は苦労しているように思います。

呼び方一つとっても、大変なのでしょう。

チームメイトのテッチャン(仮名)は、みんなから「テッチャン」と呼ばれます。でもテッチャンより年下の天然な人は、いつまでたっても「テッチャンさん」なんです。実話です。

気遣いのトラッシュ・トーク

歳をとってくると、若い人とのプレイは骨が折れるものです。だから、年齢別のカテゴリーが誕生しているのでしょう。

試合の参加者が足りなくて、私より若い2人にヘルプに来てもらいました。若くて、身体能力が高く、うまくて、大きい・・・すべての点で私より勝っている2人です。だけど、ヘルプに来てもらいながら、「(対戦したら絶対に勝てないのに)対戦したらオレが勝つかもね」くらいのニュアンスで、挑発すると、

私「君らのチームも登録すれば良いじゃない? そうすれば対戦できるし」

A「いいですね! そうしたら(シュートを)打たせませんよ!」

B「いや、ボール持たせませんよ!」

実際、彼らが真剣にディフェンスすれば、シュートを打てないだろうし、ボールを持つのにも苦労するでしょう。しかし、彼らのチームは終始マンツーマンを出来るのだろうか? ムリでしょうね。だけども、そういう話ではなくて、身体能力/スキル/サイズ、どれをとっても明らかに勝っているのに、小さな年寄り相手に丁寧に応じてくれる・・・こんな気遣いに満ちたトラッシュ・トークがあるでしょうか。とてもうれしいひと時です。

こんなとき、真顔で「どっちが勝つか分かりませんね」みたいなことを言われたら、「あー、無駄に気遣わさせてるなぁ」と居心地の悪さを感じます。

とてもクダラナイ話に感じるかもしれませんが、試合前のこうしたやり取りが、チームワークを生む環境を育てるのだと思うのです

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