「チビたつ」と「デカたつ」

adegeによるPixabayからの画像
  • お名前(や俗称)が分からなくなって、困ったことはありませんか?

誰だって一度にたくさんの人を紹介されると、到底覚えられません。ビジネスならば、名刺をいただけますが、議事録やメモ書きもないと、すぐにヒトと結び付けられなくなるでしょう。

間違えたら失礼だからといって「You 〜」と呼んで誤摩化すことができます。日常生活ではそれでもいいでしょう。しかし、スポーツでは競技中のコミュニケーションに関わるので、緊急性があります。正しく目的の人を呼べないと困ります。ただ1人を指す名前が必要です。

バスケットボールのクラブチームに初めて参加すると、初対面の人が多過ぎて、名前が把握できません。その上、姓ではなく下の名前や俗称が登場しますので、更に混乱します。

本記事では、実際に起こった出来事を参考に、チームにおける「俗称の社会学」を考え、お名前の覚え方のヒントに言及したいと思います。なお、本記事にはデタラメが含まれますが、ご容赦ください。

ヤオキさん(仮名)

ヤオキさん(仮名)は人格者です。人格者であっても、いや、人格者であればあるほど、チームではいじり倒され妙な俗称で呼ばれていることは、良くある光景でしょう。

ホントかウソか分からない「実家は八百屋」に基づき命名された「ヤオキさん」です。

「面白いガソリンスタンドがあるぞ!」と他の先輩に言われれば、こうして写真に納めておかなければならない所がチームです。これからは説明なしで、応用されて使われることでしょう。

  • 実家のガソリンスタンドが足立区にある
  • ヤオキさんは、ガソリンスタンドも経営している

「無駄なことに記憶を割く」というのはこのことでしょうか。

タツさん(仮名)

タツさん(仮名)のチームに、新人「タツさん」が加わりました。チームでの名前は、緊急事態にも使われます。ヤオキさんの使用例を挙げれば、

  • タツ打つな!
  • タツ待て!
  • タツやめろ!
  • ・・・

このように瞬時に行動を切り替えさせる言葉です。同じ名前では、判断に迷いが生じ、緊急時に対応できません。

どちらかの「タツさん」が名前を変え、緊急時にも対応できるようにしなければならないです。

プロスポーツでも、同じ背番号の人がトレードでやってきたときに、同様な問題が起きます。その場合、有力者かチームでの年長者が優先して、背番号を確保します。多分、このことを十分考慮した上で、ヤオキさんが命名しました。「オマエは今度から『チビたつ』だ!」さらに、

「チビたつ」と「デカたつ」だ!

いやいや、両者のお名前を変える必要はないでしょう!と思いましたが、人格者のヤオキさんには従わなければなりません。なお、「ちびタツ」さんの方が先輩なのですから、「デカたつ」さんの方が(年長者への敬意を上回る)有力者と解釈するのが正しいです。

実際、「デカたつ」さんは多彩なスキルを持つ優秀な選手です。少々太り気味なので、早いペースのゲームには不向きかもしれませんが。

「チビたつ」?「ミニたつ」?

人の記憶は怪しいもので、時間が経つと分からなくなってきます。

  • 「チビたつ」だったのか、「ミニたつ」だったのか・・・
  • 「デカたつ」だったのか、「デブたつ」だったのか・・・

でも、新人にデブだなんて、ディスった名前を使うワケありません。そうすると「デカたつ」が正解であり、対応する「チビ」が思い出せます。こうした論理付けされた構造を事前に考えておくことこそが知性の使い道です。

失礼いたしました。

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