フリースローを改善できる身体意識「リバース」

Jill WellingtonによるPixabayからの画像
  • バスケットボールのフリースローが入らなくて困っていませんか?
  • チームのフリースロー成功率を改善したいと思っていませんか?
  • チームメイトのフリースローが不安定なので、改善したいと思っていませんか?

この記事では、シュート・フォームなどのスキルはそのままで、フリースロー成功率を改善することができるであろう身体意識「リバース」を紹介します。

フリースローの改善に身体意識「リバース」を使った実績は有名なハズなのですが、現代においては知らない人も多いです。この記事では、フリースロー成功率の大切さを説明した後、身体意識「リバース」を利用する方法を説明します。

本記事を最後までご覧になり、あなたのフリースロー成功率の改善に役立ちましたら幸いです。なお、本記事には個人的な感想が含まれますので、すべての方に当てはまるものではありません。

フリースローは大切

フリースローの大切さは、ハック・ア・シャック理論が顕著に表しているでしょう。

ハック・ア・シャック理論

「ハック・ア・シャック」の誕生は、ドン・ネルソン氏の理論によるものですが、その考えは次の通りです。

「フリースローの下手な選手に対するファウルを繰り返すことは、普通のディフェンスをするよりも失点を減らせる」

Wikipediaから引用

最初に使用したシカゴ・ブルズ戦での標的は、デニス・ロッドマンでFT%が38%です。この数字を借りてくると、「ハック・ア・シャック」をしたときの1回守りにおける失点の期待値は、0.76点( 1点 * 0.38% * 2回 )。

  • 5点差のとき、5回の攻防でひっくり返すには、計8.8点差( 5点 + ( 0.76点 * 5回 ) )となるから、2ptでは100%の確率でゴールすれば逆転。
  • 3ptなら、3/5の確率で逆転。
  • 3ptが1/2で、2ptが3/3で逆転。
  • 3ptが2/3で、2ptが2/2で逆転。

印象では「ハック・ア・シャック」はそれほど成功したとは感じませんが、いずれにせよフリースローは大切です。

現実

タツにタッツ

タツさん(仮名)はFTが苦手です。ガードだから僅差で勝っている終盤にボールをキープする事が多いです。だから「ハック・ア・シャック」されないかと、いつも心配です。  

「ハック・ア・シャック」戦術は、標的に従い韻を踏んだ名前を付けるのがオシャレだから、「タツにタッツ(タッチ)」といった感じでしょうか。  

フリースローの確率

実際のところ、日本の(シニアでなくても)トップレベルにフリースローが上手い人は、NBAのトップレベルに遜色がないでしょう。しかし、シャック(シャキール・オニール)レベル、あるいは、シャック以下の人が沢山います。シャックのFT%は50%前後です。

オートマチック「ハック・ア・シャック」

ところで、「ハック・ア・シャック」でないのに、「ハック・ア・シャック」みたいな場面になっていることが結構あります。

攻めてファールをもらっているのに、FT%が悪過ぎて点数が伸びない・・・伸びないどころか、勝っているのに点差が縮まっていく・・・ちょっと滑稽ですよね。

フリースローの改善

チームとしてのFT%をもう少し改善したい場合、シュートフォームそのものの改善を図る取り組みは、練習場所&時間の制約があるのでおいといて、身体意識の改善を取り組んでみるのは面白いと考えています

身体意識「リバース」

高岡英夫氏の提唱する身体意識のアイテムに「リバース」があります。わたしが高岡英夫氏のことを慕っていることは以前書いた通りです。

仮に、高岡英夫氏のことを何も知らなかったり、アンチであったり、「ゆる体操」も「身体意識」のこともご存知無くても、「リバース」のことを理解するのは比較的容易です。「リバース」とは胸に出入りする放物線上の意識で、人との親しみに関係します。  

お座りできるようになった赤ちゃんに、物を渡すときに、一直線にスッと渡すことはなく、放物線を描くようにして手のひらに置いてあげます。
このとき、親が手の動きよりも先行して、放物線の意識を作って、その意識にリードされながら手渡します

この「リバース」をトレーニングに取り入れ、日本リーグのフリースロー賞を(それも成功率の記録を作って)獲得した、陸川章選手の話は有名だと思います。

フリースローを構えたときに、ボールからリングの中心に向かって放物線を描く意識を作り、さらに、リングの中心からボールに返ってくる放物線を意識する・・・このことだけでフリースロー成功率は、大きく改善されるだろうと確信しています。

でも、この話をしても誰も真剣に聞いてくれる雰囲気がないのです。まずは伝えたい相手との間にリバースを発展させ、耳を傾けてくれる環境を構築しなければならないのでしょう。

日本リーグでの実績があるのに、チームで取り組むのは困難なのかもしれません。

参考図書

どちらも品切れ重版未定だと思いますが、中古は入手しやすいと思います。