- 突き指がなかなか治らなかったり、ほぼ治ったときに、再度同じ箇所を突き指していませんか?
- 突き指のリハビリをしていますか?
突き指のリハビリをすれば、機能回復の助けになるし、再発防止にも役立ちます。
わたしは突き指のリハビリをするようになってから、いわゆる「突き指ぐせ」が減りました。
このページでは、「一度突き指すると、なぜ、再度突き指しやすいのか?」を説明し、リハビリの方法を紹介します。
最後までご覧になり、あなたが積極的にリハビリを行い、再度突き指することがないことを願っています。
私は医療従事者ではありませんので、記事の内容は個人の試行と感想に過ぎませんが、十分に調べた上で、実践している内容です。
最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。
なぜ再発させるのか?
突き指をすると関節可動域が狭くなります。治ったつもりでもたいてい関節可動域は狭いままです。そのため、再度同じ箇所を傷めやすくなっています。
指が健康な状態なとき、突き指しにくいのは、指が反るからだとも言われています。
指が反るまで回復するのには、とても時間がかかるでしょう。
リハビリでは、関節可動域を確保しつつ、機能を回復する必要があるでしょう。
リハビリ
指は、細かいことができる部位なので、元の機能を回復するのに時間が掛かります。
根気よくリハビリをしなければならないです。
指を開く(反らせる)
早く治すために、そして、ちゃんと治すためには指を開く(反らせる)リハビリが有効です。
しかし、指を反らせるトレーニングの道具はあまり知られていません。
グリップセイバープラスは、医師が開発したリハビリ器具です。演奏家の間では、有名でしょう。
強/中/弱の3種類がセットになっています。
適当なゴムなどでも構わないのですが、ズレて動作しにくいでしょう。
2週目から弱を使い、すぐに強で反らせる動作が出来ました。しかし、指を開くことは出来ても指は十分には反りません。
骨折や脱臼などで長期間固定すると、なかなか指を反らせることができないでしょう。
指を開くトレーニング器具では、指を開く(反らせる)トレーニング器具をまとめています。
動かす
リハビリでは動かした方が早く治ると思います。関節は動くことにより栄養が運ばれます。ですから、早い段階から無理せずに動かすことが求められます。驚くほど柔らかいものを使用して動かすのが良いでしょう。
わたしは「秦運動具工業 セラピーエッグ」を使っています。
鍛えるのではなく動かすことが目的なので、ソフト(オレンジ)を使用しています。
骨折や脱臼など長期間固定すると、「セラピーエッグ ソフト」でも硬いかもしれません。
わたしが脱臼したときは、ギプスを外した最初の1週間は、幼児でも扱えるスポンジボールを使いました。
写真は、ダイソー「ぷにゅボール」です。これ以上柔らかいボールは無いと言えそうなほどの柔らかさです。
最初は、これさえも満足に潰せませんでした。2週目から「セラピーエッグ ソフト」を使っています。
握る
ある程度治ったら、その指を鍛え直す必要があります。
普通のハンドグリッパーでは、いつまでも弱い指を無意識にカバーしてしまうでしょう。
フィンガーグリッパー
わたしはEpitomie Fitnessの「フィンガーマスター」を使っています。問題のある指に確実に力を入れることができます。
骨折や脱臼でギプスを使う場合には、ケガをしていない指のトレーニングにも使えます。
・6本指用?なのは手の大きさに関わらず、使えるための構造
・それぞれ別に強度を調節可能
現在流通していませんが、同等の機能を持つ製品が多数販売されています。
骨折や脱臼など長期間固定すると、その指単独で力を出すのは難しいです。
わたしが脱臼したときは、ギプスを外した最初の1週間は、指の可動域も狭いので、単独ではトレーニングしていません。2週目からフィンガーマスターが使えるようになりました。
ハンドグリッパー
骨折や脱臼など長期間固定すると、固定していない指を使っていたとしても、握る力は驚くほど衰えています。関節可動域が著しく制限された指があると、手が十分には使えていないことが原因です。
その場合、弱いハンドグリッパーから根気よく十分にトレーニングしていく必要があります。
ハンドグリッパーでは、リハビリ中の指があまり参加せずに握ることになりますが、それでもハンドグリッパーを使えば、手全体の機能回復に役立ちます。
おわりに
突き指のリハビリについて説明いたしました。
私はスポーツでケガをしても、日常生活で困らない程度に回復すると、機能回復のトレーニングをサボりがちになります。
サボらずにリハビリを根気よく続けていくためには、魅力のあるトレーニング器具を目に入る場所に置いておくのが効果的です。
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