赤が三倍速い?
昔、記事中にあった「赤が三倍速い」が意味するところが分からず、後輩が説明してくれました。こうした常識?を知らないと「赤いふなっしー?」となってしまうことでしょう。
「赤が三倍速い」がパロディとして広まったのは、「色が違っても他は違わない筈」と常識的に考えるからでしょう。
しかし、色が違うとき、材料が違えば特性に影響を与えてしまうのではないでしょうか。カラー・バリエーションを展開している製品のほとんどすべては、「色だけが違う」筈なんだけど、実は品質の特性に影響しているのではないかと考えています。
以下では、わたしが感じた実例を紹介します。
色鉛筆
色鉛筆を使ったとき、色による書き味の違いが気になったことはないでしょうか。わたしは子供のとき、とても気になっていました。
テニスガット
今、テニスガットについて調べるとカラー・バリエーションが減っている気がします。昔はバブルでカラー・バリエーションが展開されていたのでしょうか。
黒いテニスガットを使っていたとき「黒いのは張るときに伸びるんですよー」と言われたことがあります。
このとき、「黒を表現するための材料(炭?)がガットの特性を変えてしまうのでは?」と疑問でした。「伸びる」≡「柔らかい」と解釈して歓迎していましたが。
KTテープ
下記の記事は、黒いKTテープを約300枚使用した時点で書いたものです。
寒い季節、黒は寒い過ぎるので、もう少し暖かい色として、現在は黄色を使用しています。
黒に比べて「粘着能力が弱い」気がします。不良品とかそういうレベルではなく、「使用後にシャワーを浴びると、テープの上に貼られたテープが少し剥がれやすい」程度の問題です。
黄色にすることでテープの表側(粘着しない側)の「滑らかさ」が異なれば、剥がれやすくなると思います。粘着性能が同じでもテープ表面が異なれば「粘着能力が弱く」感じることになると思います。
その相違が「製品ロット」によるものか、色によるものか分かっていません。次回は、再度黒を使うでしょう。
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