わたしは普段、栄養が足りないような気がして、なるべく菓子パンを食べません。特に食事としては。「加工し過ぎた食品は避けるべきだ」とも言われていますから。
不安
「なんで腐らないの?」というような製品もあり、添加物を無用に沢山摂るような気がします。添加物といえば「臭素酸カリウム」で検索すれば、世の中でいろいろと議論になった出来事を知ることができます。
便利過ぎる
だけれども、食事はちゃんと摂っているのに、空腹で仕方ないときや、移動でちゃんとした食事を摂れないときには、躊躇せずに食べています。
もちろん、美味しく食べてます。
菓子パンは買い置きできるので、ホントに食べるかどうか分からないときでも、試合会場に持ち込めます。食べなければ、日持ちするので持ち帰ることもできますから。
他のことをしながらでも片手で食べられるので、とても便利です。(行儀が悪いので極力しませんが、仕方なく)電車で立ったまま食べていると、小さい子供が口をあんぐりと開けて、つぶらな瞳で見つめられる・・・そんなときはとても恥ずかしいです。
とても便利な食料だけど、成長過程にある若い人の食事には勧められません。
逃げられない
ところで、わたしは製パン会社の中で数ヶ月仕事をした経験があります。そこでは週に1度、自社製品の菓子パンを3個ずつプレゼントしてくれます。
プロジェクトチーム全員のために、世話役が机の上に菓子パンを陳列し、各人が取っていきます。「んー、要らないんだけど・・・断り様が無いな・・・」と内心思いながらも、仕方なくいただいてました。買わないであろう種類のものをもらえるときもあるので、もらってしまえば楽しめます。
何週間か経過して、「もしかして机の上から持っていかなければ、いいのかな・・・」と思い、決行しました。そして、作業に集中しているフリしてたのに、
「持っていきましたぁ?」
と世話役が尋ねてきます。「えー、放っといてくれよー!」と内心思いながらも、「あっ!忘れてましたー!」などと明るく答える程度の社交性は、わたしにだってあります。
その後も、機会を窺って、何度か試しましたが結果は同じなんです。
世話役はもちろん、ずーっとパンを監視しているわけではありません。そして、みんなに尋ねるわけではありません。菓子パンが足りなくなることはないけど、余ることはあります。
何で毎回バレたのだろう?「いただいて、満足している感じ」を心に抱いて、しらばっくれてたのにバレたんです。もちろん、今でも謎のままです。