カットしたキネシオテープのカドを丸くしていますか? 丸くするだけで、剥がれにくくなります。
しかし、丸くするのは面倒な作業です。とても退屈で時間がかかる作業です。
カットしたキネシオテープのカドを丸くする、簡単な方法をご存知なら、教えてください。今のところ、ハサミで丸くするしかなく、とても苦痛です。
この記事では、これまで試して失敗した方法を紹介します。同じことをして無駄に過ごすことがないよう、お伝えします。
なぜカドを丸くするか?
キネシオテープに限らず、貼ったものがはがれてしまうときは、小さくはがれた箇所が他のモノに引っ掛かって、徐々にはがれていきます。小さくはがれた箇所は、ほとんどの場合カドです。カドが小さくはがれなければ、貼ったものはより長い時間、はがれずにキレイなままです。
カドをはがれにくくするためには、丸く加工するのが効果的です。
丸くするのは単純な加工なのですが、その効果は絶大で、長い時間貼っておくものは必ずといっていいほど、カドが丸く加工されています。
わたしは、通常、キネシオテープを数日間貼りっぱなしです。しばらく貼っていた方が、膝関節の不調を感じません。キネシオテープは剥がそうと思えば、いつでも剥がせる程度の弱い接着力なのに、数日間安定して貼っておける性能があります。ただし、カドを丸くしておかないと、どこかにカドが擦れて剥がれはじめることがあります。
プレカットの「KTテープ」
下記の記事で紹介しているキネシオテープ「KTテープ」は、25cmの長さでカットされている製品です。当然、カドはきれいに丸く加工されています。
KTテープを使用すれば、カドを丸く加工する必要はありません。ただし、KTテープを25cmよりも短くカットして使用するときは、カドを丸くする必要があります。
とはいえ、多くは25cmのまま使用し、時折二分割して使用するだけなので、ハサミでカドを丸く加工したところで、大して面倒には感じません。
「かどまる」シリーズ
下記の記事では、カードや薬のシートなどのカドを丸める「かどまる」シリーズを紹介しました。ラミネート加工されたものもきれいに丸くできる、優れた道具です。
しかし、カットしたキネシオテープのカドを丸くすることには、失敗しています。失敗の詳細は、記事の最後「編集後記」に書きました。
キネシオテープをカットしてみると、裏紙だけがカットされ、テープは破れたような感じでつながっています。事前に「うまくカットできないかも」という不安はありましたが、予想の範囲を越える「切れなさ」です。
https://hoopcom.net/article/%E3%81%8B%E3%81%A9%E3%81%BE%E3%82%8B.html#toc5 から引用
ダイソー「CORNER PUNCH」
100均に「かどまる」シリーズに対抗する商品があるのをご存知でしょうか。
「CORNER PUNCH」という商品で「カドを丸く切れるコーナーパンチ」となっています。カドの半径は5mmです。実際に使ってみると、「かどまる」シリーズのような「テコの原理」にはなっていませんので、パンチ動作は重く感じますが、紙ではキレイに丸く加工されます。
「もしかしたら、キネシオテープのカドも丸くできるのでは?」という淡い期待を抱いて購入しましたが、結果はNGです。「かどまる」シリーズとまったく同様な結果でした。
キネシオテープをカットしてみると、裏紙だけがカットされ、テープは破れたような感じでつながっています。事前に「うまくカットできないかも」という不安はありましたが、予想の範囲を越える「切れなさ」です。
https://hoopcom.net/article/%E3%81%8B%E3%81%A9%E3%81%BE%E3%82%8B.html#toc5 から引用
ハサミ
ハサミでは、裏紙と一緒にカットすることができます。テープですので、糊により、カットした小片がハサミに残るときがありますから、手で集めて捨てる必要があります。
膝にキネシオテープを貼る場合、4枚使いますので、カドは16個あります。16個のカドを一つずつていねいに、ハサミで丸く加工するつまらなさを分かっていただけますでしょうか。
ハサミで切れるものなのだから、手間なく丸く加工する手段がありそうに思うのですが、まだ見つけられません。ご存知の方、是非、教えてください。
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