クリス・ポールというポイントカードは、歴史に残る名選手です。誰も異論はないでしょう。
ポイントカードのスキルは、もちろん一級品ですし、得点力もあります。ヘッドコーチ以上にゲームを理解しているかのように見えるし、リーダシップもあります。誰も異論はないでしょう。
しかし、「小さい」という劣等感を克服できずに、生きているように見えます。次の動画は、NBAの名場面集ですが、冒頭のクリス・ポールだけが、マークしているビッグマンを小馬鹿にしているように見えます。
「小馬鹿にする」の形で
相手を見くびって、軽蔑するような態度をとる。
明鏡国語辞典
他にも小さい選手が、見事なムーブでビッグマンをかわしてみせますが、小馬鹿にしているようには見えません。動きについていけないビッグマンを見ると、ビッグマンが間抜けに見えますが。
実際、クリス・ポールは、アタマを撫でられると、はげしく怒りだします。そこまで、神経質に反応するの?と驚くほどです。
持っているものすべてが一級品の選手なのだから、もっと寛大に「小さい」ことを受け入れればいいのに。そうしなければ、歴史に残る超一流選手にはなれない気がします。
先輩のタツさん(仮名)は、その点で立派な人間です。スポーツセンターのチャイルド・ルームを指差して、「先輩、更衣室はあちらです」などと言っても付き合ってくれますから。
つまり、タツさん(仮名)は、クリス・ポールを越えたポイントカードなのです。そういうことにしてください。
冗談はさておき、0:46に登場する、マイク・コンリーは謙虚な選手です。持っているスキル・レベルは、特上なのに、実際に使用するのは、容易に見えるムーブに終始します。ひけらかすような行為は、絶対にしません。
次の動画でも、冒頭のクリス・ポールだけが、マークマンを小馬鹿にしているように見えます。
クリス・ポールの本心は、分かりませんが、「小馬鹿にする」は罪な行いだと思います。小さい選手が、大きい選手をかわすだけで絵になるのですから、それ以上の主張はいらないでしょう。
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