肌ケア、肌の乾燥に使えるワセリン!使い方は簡単

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肌の乾燥を放置して、痒みや発疹が出てしまったら治療が必要になるかもしれません。その場合には、早めに皮膚科を受診しましょう。

痒みや発疹などなく、単なる乾燥だけなら、ローションやクリームを使う前にワセリンだけで済ませられるかもしれません。

このページは、ワセリンの紹介、使い方の説明です。

私は昨年、老化によるものか、冬の異常な乾燥のためか、肌トラブルに見舞われました。

詳細は「老化、乾燥、肌トラブル」をご覧ください。
 

それからは肌の乾燥に少し気を使い、肌トラブルの予防にワセリンを使用しています。

最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。


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はじめに

若い頃は、まったくケアをしていなくても肌トラブルなどと無縁の人もいるでしょう。

私も肌トラブルとは無縁でしたが、加齢とともにどうしても乾燥に悩まされます。

肌トラブルが生じてしまっては、医師の診断や治療が必要かもしれません。

肌トラブルが生じる前であれば、ワセリンによる保湿が適切かもしれません。

保湿の基礎

皮膚に、ローションやクリームを塗って、保湿しますが、保湿剤には、皮膜を作るだけ(エモリエント効果)の成分と、皮膚に水分を保持させる(モイスチャライザー効果)成分があります。

エモリエント効果

皮膚の表面に皮膜を作り、皮膚からの水分蒸発を防ぐことで保湿するものです。

モイスチャライザー効果

角質層(皮膚の最外層)で水と結合することで、水分を保持し、保湿するものです。

私が肌トラブルの治療で使用した保湿剤は、尿素製剤でした。

ワセリン

ワセリンは、エモリエント製剤です。皮膚の表面にワセリンの皮膜を作り、皮膚からの水分蒸発を防ぐことで保湿します。

ワセリンによる肌のケアは、薬理作用がないので副作用がほぼない点が安心です。

ワセリンは軟膏の基剤に使われます。

基剤は薬効の成分ではなく、皮膚に塗り広げるための、刺激の少ない混ぜ物です。
 

安心して試せます。

ワセリンは、石油を精製して作られます。不純物を取り除いた「白色ワセリン(第3類医薬品)」が安価で、よく使われていると思います。

ワセリンはエモリエント製剤なので、厳密には、皮膚に皮膜をつくるだけで、水分を保持するものではありません。

皮膚からの水分蒸発を防ぐものです。
 

プロペト、サンホワイト

「白色ワセリン」よりさらに精製したのがプロペト、プロペトよりさらに精製したのがサンホワイトです。

目のまわりなどへの使用でも安心でしょう。

詳細は、製品の説明をご確認ください。

ワセリンの塗り方

ワセリンは、常温では固まっています。

暖かい季節なら、ワセリンは柔らかいので簡単に薄く延ばせます。

しかし残念なことに、ワセリンを塗りたいのは寒い季節でしょう。固くて延ばしにくいかもしれません。

それでも、ワセリンを暖かい部屋に置いておけば、手のひらに載せて、手を合わせれば、溶けて薄く広げられます。

冷えているワセリンであっても、薄く延ばすのに少し時間がかかるだけです。私はドライヤーで温めてから使っています。

入浴後、身体が湿っている状態で塗るのが簡単でしょう。薄く良く延びます。

頭皮や髪にも使えます。

ワセリンを塗った感触

ワセリンを塗っても、私は特に違和感を感じません。多く塗るとシャツとの摩擦が少しだけ気になります。

ほとんどの場合、何も気にならないでしょう。

市販のクリームと変わらないと思います。

ところで、ワセリンを塗った肌は、水を弾きます。

肌が水をはじく様子は、ちょうど葉の水滴のようです。若々しい素肌のようで、懐かしさを感じます。

ワセリンを塗った後、どうしても手のひらにワセリンが残ります。

洗っても、微量に残るのでしょう。手の感触がほんの少しだけれども変わり気になります。
バスケットボールが少し滑る気がします。

一時的なことで、しばらくすれば忘れる程度のことです。
 

おわりに

皮膚からの水分蒸発を防ぐことで、肌の保湿に使えるワセリンを紹介しました。いかがでしたでしょうか?

ワセリンの利用は、薬理作用がほとんどなく人体への関与が最小限に感じます。

安心して利用できるワセリンはお勧めです。

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