- 足関節が不安定で捻挫しやすいと思っていますか?
- 凸凹の地面を走行するときに、足首の不安定さを感じますか?
この記事では、足首の捻挫をするクセがあると思い込んでいる私が、岡野良介氏の記事「捻挫はなぜ癖になるのか?! — 予防したいCAI —」(下記)を読んで試したことを紹介します。
本記事を最後までご覧になり、あなたの健康的な生活のヒントになりましたら幸いです。なお、わたしは医療従事者ではなく、ただの年取ったバスケットボールプレイヤーですので、本記事の内容はご参考までに留めてください。
捻挫をするクセがあると、なぜ思っているか?
単純には、人より多い頻度で捻挫すると感じているからです。週末だけのプレイヤーですが、予防のテーピングをしていなければ、1回/年程度捻挫をします。
しかし、具体的に何がどのように問題なのかを追求できず、「バランス感覚の悪さとゆるんだ靭帯」程度にしか考えていませんでした。
むしろ、サポーターでは運動能力に問題が生じるので、予防的なテーピングをすることと、バランス感覚を養うトレーニングで誤摩化していました。
「捻挫はなぜ癖になるのか?! — 予防したいCAI —」
岡野氏の記事を知るきっかけは、Twitterに流れていた情報です。
捻挫がクセになっていると感じている状況には、明確な定義がありました。「突然ガクッと足首を捻ってしまう不安定な感覚」をGiving wayと呼び、そのような不安定な状態を慢性足関節不安定症(CAI: Cumberland Ankle Instability)としています。
CAI(Cumberland Ankle Instability)
CAIには判断基準があります。下記のどちらかを満たせば、CAIと判断します。
(1)Giving way(突然ガクッと崩れる不安定な感覚)が6ヶ月で2回以上出現している。
「捻挫はなぜ癖になるのか?! — 予防したいCAI —」 から引用
(2)足首のアンケート調査で24点以下になる
テーピングをしなければ、(1)を満たしているかもしれません。
(2)の足首のアンケート調査は、「Cumberland Ankle Instability Tool(CAIT)」という30点満点のテストです。テスト項目を眺めるだけでも、健全な足首がどのようなものかを知ることができます。
CAITを実際にやってみたところ、17点。CAIと判断されるとは思っていなかったです。各テスト項目は、感覚的に選択肢を選ぶものが多いです。そのため、感性により回答に幅が生じるかもしれません。
しかし、バスケットボールをするときには、捻挫予防のためにテーピングをしています。テーピングをした状態でのCAITは、概ね満点です。
つまり、わたしの場合、テーピングをしなくても慢性的な痛みはありませんが、慢性足関節不安定症(CAI)です。予防的なテーピングをした状態では、CAIではない安定した状態になっているのでしょう。
もしも、あなたが足首に不安を抱えているのなら、一度CAITをよくご覧になって、実際にテスト項目を試してみることをオススメします。
「構造的不安定症」と「機能的不安定症」
ところで、岡野氏の記事で、CAIは「構造的不安定症」と「機能的不安定症」の二つに分かれるとしています。表記から概ねその内容を察することができますが、今ひとつピンと来ないです。
例えば、CAITの各テスト項目を「構造的不安定症」と「機能的不安定症」に分けてみようとしても上手く分けられません。もしかしたら、分けられないものを分けようと考えているのかもしれませんが。
バランスの養成
わたしが普段行っている、足首に関係するバランス養成はKボードによるものです。
バランスボーイも使いたいと考えています。
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