「背骨コンディショニング ® 」はスペシャリストの指導を受けなくても、自分で試せる運動療法です。
背骨コンディショニング協会による「背骨コンディショニング ® 」の説明は、次の通りです。
わたしが試したところでは、背骨以外にもアプローチされます。そして安全な印象です。
このページでは、今更ながら「背骨コンディショニング」を紹介します。
カラダの不調の原因が神経の伝導異常で、背骨コンディショニングで症状が解消されるなら、どんなに良いことでしょう!
自覚症状などがなくても、スポーツのパフォーマンスアップやケガの予防が期待できることがうれしいです。
最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。
はじめに
コロナ禍での自粛で、バスケットボールのチームメイトもプレイを2〜3ヶ月自粛していました。
プレイを再開してしばらくたつと、カラダの不調に悩まされる人がいます。
特に、大きいプレイヤーの腰痛、坐骨神経痛、膝痛が目立ち、なかなかコートに復帰できないです。
このページは、カラダの不調に悩むチームメイトに贈ります。
背骨コンディショニング
「背骨コンディショニング ® 」はダルビッシュ選手がYouTubeで取り上げたこともあり、人気の運動療法です。
大雑把に言えば「骨の並びを整えることで、神経の伝導異常を解消し、カラダの不調を改善する」ものと理解しています。
焦点は仙骨を含めた背骨ですが、実際にメソッドを試すと背骨に限らない印象です。
一般社団法人背骨コンディショニング協会の公式ページでは、改善されるかもしれない症状を挙げています。
もしもあなたが不調を抱え困っているのなら、背骨コンディショニングを試してみてはいかがでしょう?
ダルビッシュ選手の控え目な推薦
ダルビッシュ選手による、背骨コンディショニングについての動画をご覧になったことがなければ、どうぞ。
ただし、背骨コンディショニングが具体的に分かるものではありません。
ダルビッシュ選手は、評判通り人柄も一流です。
背骨コンディショニングの紹介においても、誠実さや謙虚さがにじみ出ています。
そのため、運動療法「背骨コンディショニング」の紹介としては、今ひとつハッキリしない感じがするかもしれません。
ダルビッシュ選手のチョイス
背骨コンディショニングは、たくさんのメソッド・・・静的/動的ストレッチや筋トレのようなもの・・・が公開されています。
下記の動画は、ダルビッシュ選手による「キャッチボール前のルーチン」です。背骨コンディショニングのメソッドから選択したものが見れます。
背骨コンディショニングを学ぶ・試す
背骨コンディショニングは、スペシャリストの指導を受けるのではなく、セルフケアするのなら学んで試すことが必要です。
背骨コンディショニングのメソッドは、Webサイト、YouTube、書籍などで情報が公開されています。
オススメは、まず書籍で学んで試し、必要に応じて動画を見る方法です。
YouTubeチャンネル
背骨コンディショニングの創始者日野秀彦氏は、YouTubeチャンネルを開設し、有益な情報を公開してくれています。
下記の動画では、ケガの多いハムストリングスについて、ていねいに説明されています。
いかがでしょうか?
私には、視聴する側に知識と理解力を求められているように感じます。
いきなり動画をご覧になるよりも、書籍で十分に学んで試してから動画を見た方が、説明がよく分かると思います。
背骨コンディショニングでは、よく知っているつもりのストレッチ・ポーズであっても神経にアプローチするので、(筋肉や腱にアプローチする通常のストレッチとは)注意すべきポイントが異なります。
動画で取り上げられたハムストリングスでは、筋肉や腱のストレッチはありふれた方法ですが、神経のストレッチでの感触は新鮮に感じました。
次に紹介する書籍に載っている「坐骨神経ストレッチ」のやり方を理解した上で、上の動画をご覧になれば理解しやすいでしょう。
書籍
「一生痛みのないカラダをつくる 背骨コンディショニング」は、すぐに試すには、まどろっこしい構成に感じるかもしれません。
序章(20ページ)を熟読すれば、背骨コンディショニングの背景が見えてきます。理屈が気になる人には、とてもありがたい説明です。
1章に沿ってチェックすれば、まったく問題がない人はいないと思います。
2章以降では、実際に試すメソッドがたくさん紹介されています。
- 2章:基本運動
- 5種類の”ゆるめる”体操
- 2種類の矯正体操
- 2種類の筋トレ
- 3章:30種類の”ゆるめる”体操、矯正体操
- 4章:10種類の筋トレ
背骨コンディショニングでは、 カラダをゆるめてから、矯正し、維持していくための筋力にアプローチします。
細かい点にも注意をはらいながら試していけば、カラダの拘縮に気付かされると思います。
「一生痛みのないカラダをつくる 背骨コンディショニング」はオススメです。
背骨コンディショニングの書籍は他にも出版されていますが、「一生痛みのないカラダをつくる 背骨コンディショニング」が一番網羅されていると思います。
仙骨枕
背骨コンディショニングの象徴的なアイテムが仙骨枕でしょう。
各種メディアで紹介されたので、すでにご存知かもしれません。
仙骨枕を用意しなくても、タオルで自作して代用できます。自作方法は、背骨コンディショニング協会スペシャリスト藤井聖司氏のサイトが詳しいです。
タオルを折りたたんで丸めるだけです。
ホンモノならシッカリと仙骨を支えてくれ、気持ちよくカラダを揺らすことができます。
タオルでは気持ち良さを想像することしかできません。
タオルを丸めた代用品で、その感触が気に入ったのなら、ホンモノの仙骨枕を入手して後悔することはないでしょう。
ホンモノの仙骨枕は、一般社団法人背骨コンディショニング協会のオンラインショップで購入できます。
下記のような通販サイトで見掛けるものは、背骨コンディショニング協会のモノとは異なるかもしれません。
仙骨枕付きムック
宝島社から仙骨枕付きのムック「寝るだけで腰らくらく! 仙骨枕つき背骨コンディショニング」が1,650円で出版されていました。
ホンモノは黄色ですが、この仙骨枕はオレンジです。
スマホよりもずっと軽いです。
旅行、出張、遠征など、どこにでも持っていけるサイズです。
指で強く押してもほとんど凹まない硬質な素材です。
だけどもカラダを載せると、硬さをそれほど感じさせません。
カラダをシッカリと支える強度があり、安心してカラダを揺らすことができます。
腰痛などの不調がなくても、日常的に使用したい気持ち良さがあります。
スポーツ前の準備運動はもちろんのこと、癒される感覚で誰でも虜になるでしょう。
すべての人が持っていて良いのでは?と思うほどのスグレものです。
「寝るだけで腰らくらく! 仙骨枕つき背骨コンディショニング」は現在、在庫切れが目立ちます。
流通しているものは、残念ながらプレミア価格かもしれません。
ムックは取説付きです。と言うより、背骨コンディショニングの冊子に仙骨枕が付いています。
おわりに
「背骨コンディショニング」を紹介いたしました。いかがでしたでしょうか?
背骨コンディショニングは、どなたにも比較的安全な運動療法だと感じています。
私にとって背骨コンディショニングは、新しいコンディショニング・メソッドの宝庫です。
背骨コンディショニングで、パフォーマンスアップやケガの予防を期待しています。
あなたも背骨コンディショニングに取り組んで見ませんか?
コメント
背骨って大事なんですね。私もPCばかりしていて、凝り固まっているので、背骨を動かすように体操します!
コメントありがとうございます。
肩こりや腰痛などに悩まされる前に、背骨コンディショニングを試されることをお勧めします。