フォームローラーを下背部(肋骨・骨盤もない背中、腰椎)に使ってはいけない!
これはフォームローラーを使う上での常識として、把握しておくべきでしょう!
スポーツトレーナーが、その理由を詳しく解説した動画を公開しています。
普段何気なく実行している動作が解剖学的に観察してみると非常に危険な行為になってしまっていることは少なくありません! 私たちはこのような事態を少しでも減らしていきたいと考えています! そのためにこれからも地道ではありますがYouTubeを通して発信していきたいと思います。
THE BACKBONEZ【プロトレーナーTEAM】
この動画は45万回も再生されていますので、多数のコメントがあります。
コメントの中には、次のような内容をたくさん目にします。
- 貴重な情報をありがとうございます
- やっちゃってました
多くの人が、間違った危険な使い方をしているようです。中には「気持ちよかった」とまで書かれています。つまり、
- 危険な使い方を、少なくない人がやっていて、無事
無責任な想像をすると、腹圧を維持できて背中を丸めずに柔らかいフォームローラーでマッサージするならば、下背部に当てても問題ないのではないでしょうか?
さらに、手足で支えることで体重を逃せば、安全性が増すような気がします。
ストレッチポールは、柔らかいフォームローラーです。
だけれども、下背部にフォームローラーを使うことを試みる価値は無いと思います。
トリガーポイントが公開している「グリッドフォームローラーの使用方法」でも対象部位に下背部はありません。
それでは、下背部にフォームローラーを当てたくなるような感じの時はどうすればよいのでしょう?
トリガーポイントのポロシャツを着ているトレーナーが、その点も説明している動画を公開しています。
体のラインに合わせて軸が曲がることで、腰回り、肩周りをマッサージしやすいです。
長いことマッサージスティックを使っていながら、軸が曲がれば便利とは気付けませんでした。
STKカンツァーは、あらゆる部位で使いやすそうです。
おわりに
実地のレッスンで「ストレッチポールを横にして使う時は、お尻を床に付けましょう!」と指導されることを耳にしました。
危険な使い方を避けるための良い指導だと思います。お尻がついている限り、下背部をフォームローラーに乗せることはできません。
現場では、危険を避けることが最優先です。理由の詳細は二の次になるでしょう。でも、理由をいつ知ることができるのでしょうか? その点が心配です。
指導を受ける側が注意していないと、大切なことを学べないかもしれません。
私は下背部のマッサージに、ユニークな機能のマッサージスティックを使っています。
詳細は「バランスワン マッサージスティックは、マッサージスティックの完成形だ!」をご覧ください。
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