動ける身体を持つ友人
最近親しくなった近所の友人は、シャイで用心深い。プライベートを大切にするので顔写真はNGだったけど、後ろ姿の撮影は許可してくれました。
友人は滅多に見せてくれないけど、驚くべき身体能力を備えています。特に、予備動作なしで、静止状態からの激烈なダッシュ/ジャンプ・・・、そして、優雅な身のこなし。わたしも身に付けたいと、弟子入りのお願いをしているところです。
でも普段は、居眠りと伸び(ストレッチ)の姿しか見せてくれません😃
ロコムーブ
ところで、株式会社ロコムーブ代表、柔道整復師、スポーツトレーナーである、中嶋輝彦氏が提唱する、ロコムーブをご存知でしょうか?
具体例として、ロコムーブの簡易版の一つ「プレ・フェニックス」を紹介しましょう。
いかがでしょう?わたしがロコムーブを初めて知ったのは、2013年に出版された中嶋輝彦著「「動ける身体」を一瞬で手に入れる本」です。
その折り返しには次の言葉があります。
チーターなどの野生動物が、いきなり全速力で走って、肉離れやねんざを起こすでしょうか。彼らは準備運動やストレッチなどしません。
中嶋輝彦著「動ける身体を一瞬で手に入れる本」の「折り返し」から引用
動物の伸びはストレッチか?ロコムーブか?
ロコムーブで提案しているメソッドに惹かれたのだけど、どうもしっくり来ない。(書籍の一部を取り出して、細かいことを気にするのは失礼な気もしますが)気になるのは、友人は伸び(ストレッチ)を欠かさないように見えます。きっと、チーターも伸び(ストレッチ)をしてるんじゃないかなぁ、と思うのだけど・・・
ストレッチングに見えますよね? 確かに、友人は野生じゃないかもしれないけれど、チーターに似ています。 ということは、「伸び ≡ ストレッチ」としたことが誤りで、「伸び」はロコムーブなのかもしれません。
いや、そもそも野生動物がロコムーブのメソッドとしているなんて、誰も言ってませんね😃
ロコムーブとは何か?
答えは分かりませんが、下記に紹介している動画では、その冒頭で「ロコムーブとは何か?」について触れています。
「未開発の身体機能の顕在化」のための方法論
難解です。今、解決しなくてもロコムーブに触れていく中で、分かってくることなのかもしれません。 わたしの取り組みは、現在のところ、試合前/練習前の手持ち無沙汰なときに、「フェニックス」をやっている程度です。肩甲骨周辺がリセットされるような感じの効果で、なかなかいい感触です。
率直なところ、ロコムーブの適用範囲に関する宣伝は、どうしてもビジネスが絡むので時間の経過とともに変わってきているような気がしますが、その点はあまり気にせずに、使えるものを取り入れるために試していこうと思います。
関連書籍
動ける身体を一瞬で手に入れる本
目次
序章 「動ける身体」を一瞬でつくるロコムーブ・メソッドとは
1章 なぜ、動物と違って現代人は、疲れやすく故障しやすいのか―誰も教えてくれなかった身体の回復作用
2章 実践!たった3つの動きで劇的に変わる―「フェニックス」「カンガルー」「チーター」
3章 すべての身体能力アップのカギは、「広背筋」にあった―骨格と姿勢はここから正せた!
4章 究極の動きで、さらに身体機能を高める―「ホースキック」
5章 動きにキレがでるトレーニング、鈍くなるトレーニング―まず鍛えるべきは「屈筋」ではなく「伸筋」だった
6章 身体が変われば、心が変わる!人生が変わる!―快情動を呼び起こす身体動作のしくみ
一瞬で動ける身体に変わる!
目次
第1章 動ける身体を一瞬でつくるロコムーブ・メソッドとは―ここが違う!7つの特徴(眠っている身体本来のしなやかな動きが目覚める!;やると疲労から回復するトレーニング ほか)
第2章 実践!3つの動きで劇的に変わる―この基本の動きが連動して全身の機能を高める(これを知らずにやると効果が半減!ロコムーブ・トレーニング基本のルール;フェニックス ほか)
第3章 初公開!身体機能を最大限発揮する究極の動き―ロコムーブの本質は『左右交互』の動きにある(基本の動きがマスターできたら「左右交互」の動きに挑戦;あなたは気づいている?身体の偏り度をチェック! ほか)
第4章 効果がぐっと上がる!ロコムーブ1週間プログラム―身体の嬉しい変化を実感(効率よく身体を変える!見違える!1週間ロコムーブ・プログラム;応用4種目もマスターする!日常的に身体を動かしている人の1か月ロコムーブ・プログラム ほか)
第5章 完璧な「歩行」こそ身体本来の動き―ロコムーブ・トレーニング究極の目的(歩行はあらゆる身体の動きが集約されているものだ;これが究極の歩行だ! ほか)