- コーヒーを味わうのに後ろめたさを感じていませんか?
その原因は、コーヒーは身体に悪いものかもしれないという心配からでしょう。
確かに、ほんの10数年前にはコーヒーは身体に悪いものという認識でした。
しかし現代ではむしろ、コーヒーの効果・効能が期待され、研究対象になっています。
このページでは、コーヒの効果・効能について集めた情報をリンク付で紹介します。
コーヒーには、因果関係が不明でも、コホート研究(疫学調査)により相関が認められる効果・効能もあります。
最後までご覧になれば、コーヒーを味わうのに罪悪感は無くなるでしょう。
あなたの参考になりましたら幸いです。
はじめに
わたしは背伸びしてオトナに見られたい頃から、コーヒーを飲み続けてます。
「コーヒーは身体に悪いもの」の時代から、気にせずに味わっています。
幸い、成人病などとは無縁なまま歳を重ねていますが偶然でしょうか?
同年代の方々より健康に感じますが、その要因の1つはコーヒーを毎日飲むからかだと思いたいです。
ところで、あなたがスポーツマンやトレーニーならば、山本義徳氏の説明だけでも積極的にコーヒーを味わうようになるのではないでしょうか?
山本義徳氏は博識で話が分かりやすく上手いです。
影響を受けて、これからコーヒーを飲み始めるのなら、コーヒーは時間をかけて味わうことも忘れないでほしいです。
コーヒーはクスリではありません。
動画で説明のあったカフェインの錠剤を試すのでしたら、カフェインがしっかり入っている商品をお勧めします。
調査・研究
コーヒーの効果・効能のコホート研究(疫学調査)に私も協力したことがあります。
身近で調査されるほど、コーヒーの良い点が注目されているのでしょう。
近年、世界中で盛んに調査されている印象を受けます。
2型糖尿病
偶然かもしれませんが、2型糖尿病の友人は、コーヒ好きではありません。
生活習慣に起因する糖尿病は「2型糖尿病」といわれるものですが、近年、この2型糖尿病の予防に効果的としてコーヒーが注目を集め、世界各国から相次いで「コーヒーに2型糖尿病を予防する効果あり」という報告がなされています。
Q.14 生活習慣病にコーヒーが役立つ? | 全日本コーヒー協会 から引用
高血圧症
コーヒー好きの知人が、コーヒーを控えるようになっていました。現在、高血圧症でクスリを飲んでいます。
アメリカのある施設が、高血圧症の女性約3万人を対象に12年間、習慣的なコーヒーの摂取と高血圧症の関係を調べた研究では、結果としてコーヒーと高血圧症に関係が認められなかったばかりか、逆に高血圧症になる危険性が下がるという傾向が認められました。
コーヒーが好きで1日に数杯飲みます。コーヒーを飲みすぎると高血圧症になると言いますが本当でしょうか? | omron から引用
脳卒中
コホート研究で、コーヒーには脳卒中の発症リスクが下げられることが分かってきました。
しかし、研究員は大切なことを忘れていませんでした。
「コーヒを飲んで病気を治そう、予防しようと、まるでクスリのように飲むのはやめたほうがいいですよ。コーヒーを飲んでいるときは、時間がゆっくり流れるような気がしますよね。コーヒーを味わいながらホッとする『至福のひととき』をもつ。実はそれがいちばん大切なのです。」
コーヒーで下がる、脳卒中のリスク。 から引用
コホート研究では、コーヒーの成分に予防効果があるのか、コーヒーを飲む生活習慣(味わう余裕など)に予防効果があるのかは分かりません。
がん
予防効果が期待されていますので、これからも多数の研究成果が出てくるものだと思います。
肝臓がん
コーヒーの抗炎症作用、抗酸化作用が肝臓によいとのこと。因果関係が解明されているわけではないらしいです。
コーヒーは飲むべき予防薬?
「からだに悪いコーヒー」が「飲むべきくすり」に | NIKKEI STYLE は、東京薬科大学名誉教授でコーヒー研究家の岡希太郎(おか きたろう)氏との対談形式の記事です。
コーヒー悪玉説から「コーヒーが健康にいい」に認識が変わった経緯の記事です。
発がんリスク表示義務化(カリフォルニア)
発がんリスクの警告ラベルが本当に必要なのだろうか?
カリフォルニア州上位裁判所の判事が、州内で販売されるコーヒー商品に発がんリスクを警告するラベルを貼るべきという判決を下した。
今回の争点となっていたのは、コーヒーを焙煎した際に発生する「アクリルアミド」という物質であり、国際がん研究機関はこれを「ヒトに対しておそらく発がん性がある物質(グループ2A)」と分類している。そんなアクリルアミドが商品に含まれていることを消費者に告知していないとして、カリフォルニア州に拠点を置く毒物に関する研究団体(CERT)が、スターバックスを始めとするコーヒー関連の約90社を提訴したのが2010年。8年にわたる法廷闘争の末、スターバックスらが提訴内容を否定する十分な根拠を証明できなかった
コーヒー、米国で発がんリスク表示義務化、スタバらの反論却下…がん予防効果との研究も | Business Journal
引用元の記事では、警告ラベルの価値よりもコーヒーのがん予防効果に言及している点が興味深いです。
おわりに
コーヒーを味わうときの「至福のひととき」が、わたしの生活の一部です。
健康に良いことが何もなくても、コーヒーを愉しむでしょう。
しかし、そんな私にとっても、予防効果など健康に良いのなら大歓迎です。
率直に言えば、私のコーヒー好きは中毒のレベルです。欠かすことができません。
旅先でコーヒーを味わうためにには、いつでもコーヒーを味わうための手段を書きました。
いつでも美味しいコーヒーを愉しみたいです。
あなたも美味しいコーヒーをいかが?
コーヒーの評価(カッティング)は8項目で判断されます。
(1) クリーンカップ(味わいのキレイさ)
(2) 甘さ
(3) アシディティ(完熟した質の良い酸味)
(4) マウスフィール(口に含んだ時の量感)
(5) フレーバー(風味)
(6) アフターテイスト(後味)
(7) バランス
(8) オーバーオール
ワインのテイスティングに技術が必要なように、コーヒーの評価(カッティング)もスキルなのです。
スキルのあるコーヒー豆専門店のお試しセットはいかがですか?
500gで1,980円なので少し高価ですが、味はホンモノです。
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