バスケットボール、重いボールでスキルトレーニング! 練習に使える適切な重さは?

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(左上が1kg、右上が760g、下が検定球)
ご注意

バスケットボールの練習(スキルトレーニング)に重いボールを使うことは、たいへん危険を伴います。

数値で見ればわずかに重いボールであっても、不意にぶつかると深刻なダメージになる可能性があります。

実際に重いボールを使用する場合には、十分にご注意ください。

バスケットボールの練習に重いボールを使っていますか?

  • バスケットボールの練習に使える重いボール、どの程度の重さが良いか分からず悩んでませんか?

このページは、練習に使える重いバスケットボールのレビューです。

優秀なプレイヤーや強豪校が必ずしも、重いボールを練習に取り入れているわけではありません。

それでも、プレイヤーによっては重いボールでの練習がとても役立つでしょう。

最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。


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はじめに

重いボールはメディシンボール(medicine ball)と呼ばれることもあります。

メディシンボールの外観が、バスケットボールの形状をしている製品は沢山あります。

しかし、重いボールの内、バスケットボールのスキル(シュート/ドリブル/パス)トレーニングに使えるモノはそれほど多くありません。

バスケットボール用ではない重いボールは、そもそもバスケットボールのようには弾みません。

弾むボールであっても、重過ぎるとシュートやドリブルでフォームが崩れます。
 

経験上、普通サイズの人間にとっては、2kg以上のボールではスキルトレーニングにならないでしょう。

重過ぎるボールを使うとフォームが崩れるか、故障を招くと思います。

それでは、どの程度の重さが適切でしょうか?

molten(モルテン)のラインナップ

モルテン社には、重いボールが3種類あります。

競技用ボールメーカーの製品ですので、すべてある程度スキルトレーニングに使えると思います。

品番重さ仕様
検定球(参考)
B7G5000
600〜650g貼り・天然皮革
B7C9076約760g貼り・人工皮革
B7C9100約1,000g貼り・天然皮革
B7C9140約1,400gゴム
B7C9140(1,400g)が”ゴム”製なのは、なぜでしょう?
スキルトレーニング用ではなくて、”トレーニング用ウエイト”なのかもしれません。

わたしにとって1,400gは、無用です。
検討する必要がないほど、重過ぎます。
 

以降では、モルテンの製品に沿ってコメントします。

スキルトレーニングに使える重さ

スキル・トレーニングに使える重さの判断は、フォームが崩れないことだと考えています。

重過ぎると効果がないばかりか、悪いフォームにつながるでしょう。  

シュート

わたしはシュートレンジを広げるために、重いボールの利用を考えたのですが、実際に使ってみないことには自分が求めている重さが分かりません。

B7C9100(約1,000g)

まずは、1,000gを使いました。  わたしが非力なためか、1,000gではとても狭いシュートレンジでしか打てません。フリースローがやっとの感じです。それ以上の距離ではフォームが崩れてしまいます。

少し重いボールで、ロング2ポイントが打てる程度を希望していたので、1,000gでは重過ぎます。

インサイド・プレイヤーで、シュートレンジの想定がペイントエリア+アルファならば、1,000gが適切な重さかもしれません。

アウトサイドプレイヤーでカラダが大きくなければ、ほとんどの人にとって1,000gは重過ぎるでしょう。

卓越した身体能力の人は、1,000gでも問題無くシュートできるかもしれません。

1,000gでも検定球と同じように3ポイントを打てるのは、わたしの周囲で知る限り、ただ一人です。
 

B7C9076(約760g)

760gなら、もう少し楽に扱えます。シュート用の重いボールとしては良い感じです。

検定球と比較して、たったの百数十グラムの増量で良かったとは、まったく予想できませんでした。

たった百数十グラムの増量なのですが、持てば誰でもすぐに気付くほど重いです。
(気が付かないビッグマンはいるかもしれません)
 

760gでロング2ポイントを打つと、フォームが崩れないように気を付けなければならないです。

インサイド・プレイヤーにとっては、760gのボールは意味が無いように感じるかもしれませんが、間違いなくトレーニング効果はあると思います。

B7C9076(約760g)は人工皮革です。

人工皮革は手にフィットする感じが異なります。
B7C9076の人工皮革は、しっとり感があまりなく滑りやすい時があります。
 

使っている感想として、重いボールを使ったからといって、どんどんシュートレンジが広がることはないと思います。

それよりも、フォームの安定や精度の向上につながると思います。

ドリブル

ドリブルにおいて、重いボールを使用する目的は「シッカリとボールを突けるか?」「シッカリと手に収まるか?」という点でしょう。

重いボールでは、素早いドリブルテクニックの練習には使えません。

利き手じゃない側の手(右利きなら左手)のドリブルが苦手な人は多いでしょう。わたしもその1人です。

重いボールで、検定球でのドリブルと同じようにシッカリとボールを突けば、効果があるでしょう。

B7C9076(約760g)よりB7C9100(約1,000g)の方が、トレーニング効果がありそうに感じます。

私にとっては、左手のドリブルがシッカリ突け&シッカリと手に収まる感じが向上したと思います。

2個のボールを使って、両手でドリブルを突くドリルでは、手の感触が養われます。
2個のボールの内1つを重いボールにすれば、より効率的にトレーニングできるように感じます。
 

B7C9100(約1,000g)は、シッカリと押し込むようにドリブルしないと、ゆっくり弾みます。

素早く手に戻るように、力強く突く必要があります。

低い素早いドリブルの練習は、重いボールでは不適切でしょう。

パス

シッカリとしたチェストパスの練習に、重いボールを使うと効果があるでしょう。中高生や女子には、特に効果があると思います。

オトナにも、それなりに効果があるでしょう。

ショルダーパスに重いボールを使うと、故障を招きそうに感じます。

わたしは絶対にショルダーパスはしません。

いつ重いボールを使う?

練習の後半では、重いボールは使わないようにしています。重いボールを扱う感触が、脳に染み付くような気がするので、練習時間の早めに使うようにしています。

練習の後半では、検定球しか使わないようにしています。  

まとめ

スキルトレーニングに使える重いバスケットボールをレビューいたしました。いかがでしたでしょうか?

今一度、まとめます。

(普通サイズの人なら)2kgを超えるようなメディシンボールは、バスケットボールのスキルトレーニングに使えません。せいぜい1kg程度まででしょう。

ロングレンジのシュートには、モルテンのB7C9076(約760g)程度の重さが良いでしょう。

ペイントエリア近辺までのシュートと、ドリブル練習にはモルテンのB7C9100(約1,000g)程度の重さが良いでしょう。

表にまとめると、

品番重さシュート
ロングレンジ
シュートドリブルパス
B7C9076 人工皮革約760g
B7C9100 天然皮革約1,000g
B7C9140 ゴム約1,400g✖️✖️不明不明

身体が大きくてシッカリしている人は、重いボールで練習する価値があまりないかもしれません。

それでも重いボールを使えば、プレイの安定と精度の向上が期待できると思います。

あなたも重いボールを試してみませんか?