この記事は、キャンドゥ「ハンドグリップボール(Hand grip ball)」のレビューです。
握る能力をトレーニングするボールは、たくさん売られています。でも、百均で買える商品はそんなに多くありません。
本記事は、キャンドゥの「ハンドグリップボール(Hand grip ball)」について、使用感を中心にレビューします。
本記事を最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。
キャンドゥ「ハンドグリップボール(Hand grip ball)」
キャンドゥ「ハンドグリップボール(Hand grip ball)」は、多分、ほとんどの店舗で品切れすることもなく、置いてあるでしょう。
カラー・バリエーションは、ブラックのみです。
「Home Exercise」と体操している風のピクトグラムが、白色でプリントされています。
材質は「ゴム」です。
ハンドグリップボールを投げて、誰かにぶつかっても痛くないでしょう。子どもさんにも安全に感じます。
しかし「取扱い状の注意」には、「危険ですので、投げる、ぶつける等の乱暴な扱いはしないでください」とあります。
使用感
材質は「ゴム」ですが、触感は「ギッチリ詰まった、かた〜いスポンジ」といったイメージです。
力強く握れば、それなりに潰れます。
放すと、もちろん元通りの形に復元されますが、材質と握った感触は「本当に元の形に戻るかなぁ?」というイメージです。
握った感触としては、弾力のあるボールですが、硬い床に落としてもはずみません。
大きさは、テニスボールよりも一回り以上小さいです。重さは、スポンジ程度です。
見た目は球体なのですが、実際は少し歪んでいます。歪んでいても、握りつぶす分には気になりません。
新品特有のニオイがわずかにしますが、不快感を感じるほどではありません。
ダイソー「ハンドグリップボール(HAND EXERCISE BALL)」との比較
ダイソー「ハンドグリップボール(HAND EXERCISE BALL)」は、大きな硬いスーパーボールといった感じです。
キャンドゥ「ハンドグリップボール(Hand grip ball)」は、子ども用の当たっても痛くないボールの印象です。(注意書きには「危険ですので、投げる、ぶつける等の乱暴な扱いはしないでください」とあります)
- ダイソーのハンドグリップボールは硬くて気合を入れないと使えない
- キャンドゥのハンドグリップボールは気軽に握れるやわらかさ
まとめ
握力を鍛錬するために、ハンドグリップボールを使用することに反対しませんが、とても効率が悪く感じます。
しかし、百均の商品なので気軽に利用できます。
単純に握力を強化するなら、ハンドグリッパーやフィンガーグリッパーを使った方が、ずっと効果があるでしょう。
手ではなく、指に何らかの問題があって改善したいのなら、ハンドグリップボールを使うのではなく、フィンガーグリッパーを使うべきだと思います。
リハビリに使うことを考えているのでしたら、握る動作ばかりでなく、手を開く動作にも注力した方が良いでしょう。開く動作もトレーニングできる器具を使うと便利です。
脱臼のリハビリを真剣に行った経験から、指を開く動作の大切さを実感しました。
METOLIUS(メトリウス)のGripSaver Plus(グリップセイバープラス)は、有名な器具です。代替製品は、今のところ無いと思います。
指をかける部分は、壊れたら交換部品(リプレイスメント)があります。
通常はハード(オレンジ)で問題ないと思います。迷うのでしたらレギュラー(レッド)で。ギプスで固定するようなケガからの回復ならソフト(ブルー)が良いと思います。
握力は、演奏やスポーツに限らず大切な能力です。握力が健康状態のバロメーターに使われることもあります。
握力トレーニングが血圧を下げる効果は有名でしょう。
シッカリ握れることを維持しませんか? さあ、始めましょうよ!
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