LSD(ロング・スロー・ディスタンス)トレーニング中に維持する心拍数は、次の式で得られることを以前書きました。
([最大心拍数] − [安静時心拍数]) × [0.5(運動強度)] + [安静時心拍数]
LSD(1) から引用
これを言葉で表現すると「『心拍数の取り得る範囲の真ん中』の心拍数に維持する」となるでしょう。
この例はとても単純な式です。余談ですが、複雑な式が表現するところを容易に思い描けるのが物理学者なのだと思います。話がそれますがビッグバンセオリーは傑作だと思います。
海外コメディドラマ「ビッグバンセオリー」のくだらなさが最高! | 映日堂
こんにちは、やまね(@aoironote16)です。 今まで海外ドラマを全く見たことがなかった私。 先日、人にすすめられて「ビッグバンセオリー」という作品を観ることに。 これにまあ、ドはまりしてしま
ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則 - とね日記
なんとあのホーキング博士も出演!カリフォルニア工科大学の物理学者の天才オタク青年たちを主人公にした痛快ドラマ!爆発的人気で全米視聴者数ナンバーワンの座に輝く話題作!仲良しオタク男子四人組と個性的な女の子三人組が繰り広げる、大ヒットラブ・コメ...
さて、LSDでは運動強度を0.5にしています。運動強度の数字が大きくなれば、きつく苦しいトレーニング、小さくなれば楽なトレーニング(ウォーキングなど)です。
ところで、運動強度を固定するのではなく(心拍数を固定するのではなく)、リアルタイムに心拍数を計測しながらコントロールするトレーニングが考えられます。
通常の心拍トレーニングは、最大心拍数と安静時心拍数から算出したターゲットゾーン(心拍数の範囲)をコントロールしながらのトレーニングです。
効果的なトレーニングのためには、本当はリアルタイムに運動強度を測定したいけど、身体に対しての強度が測れないので、代わりに心拍数を測定しています。
しかし、心拍数の変動は穏やかです。実際に心拍数を測りながらトレーニングしてみると、心拍数は呼吸のようには変動しないことに驚きました。ゆっくりとしか上がらないし、ゆっくりとしか下がらないです。急にきついことをしてもそうでなくても、増加の勾配はそんなに変わらないことは、実感として気付いていませんでした。
また、ウエイト・トレーニングは体感的には心拍数が上がるのですが、実際は走る方がはるかに高い心拍数になります。
LSD以外の心拍トレーニングは、別に書く予定です。