可変ケトルベル登場!使える?使えない?

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ケトルベルが好きです。でも、ケトルベルというトレーニング器具には決定的な問題があります。

  • 置き場所を取る
  • 持ち運びが不便

ケトルベルは、置いてあるだけでも場所を取るのが問題です。

よく使う重さは、ダブルハンドのメニューのために2個用意するでしょう。

重さの種類は3〜4種類は欲しいでしょう。

すると、数個のケトルベルを部屋に置くことになります。

これでは邪魔なモノとして、文句が出るかもしれません。

本ページは、最近見掛ける可変ケトルベルについての考察です。

可変ケトルベルなら重さを変えられるので、1個で対応できる幅が広がり、置き場所を取らずに済むかもしれません。

なお、ケトルベルの魅力やトレーニングメニューは割愛させていただきます。

最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。

Bowflex(ボウフレックス)社

Bowflex(ボウフレックス)の可変ダンベルは有名です。

両端のダイヤルを回すだけで、瞬時に重さを変更することができます。

可変ダンベルのメリットは次のようになるでしょう。

  • 省スペース
  • 金銭的な節約
  • 瞬時に重さを変えられるので「ドロップセット法」ができる
ドロップセット法
・8~12回できるであろう重量で限界まで行う
・休憩せずに、20〜30%減らした重量で限界まで行う
・休憩せずに、20〜30%減らした重量で限界まで行う
 

可変ケトルベルにも同じような期待をしますが、そもそも可変ケトルベルは使い物になるのでしょうか?

Bowflex(ボウフレックス)の可変ケトルベル

Bowflexの可変ケトルベルの商品名は「Bowflex(R) SelectTech 840 Kettlebell」です。

created by Rinker
ボウフレックス(Bowflex)

最大重量が18kgだからでしょうか? 女性を使ったプロモーション動画が目立ちます。

Bowflex® 840 Kettlebell | Product Overview

ハンドルの下にあるダイヤルで、6種類(3.5/5.5/9/11/16/18kg)の重さを選択できます。

可変の仕掛けが気になる人は、下記の動画が参考になるでしょう。

Bowflex Adjustable Kettlebell | Review

Amazonなどであまり見掛けることがないので、それほど売れていないかもしれません。

その理由は、ケトルベルとしては残念な点があるように思います。

残念な点

見た目がランチボックスやハンドバッグっぽくて、奇妙な感じがしますが、それは主観に過ぎないでしょう。

断面が円ではなく、楕円なのも気になります。

見た目はさておき、下記の点が気になります。

  • (見た目が…)
  • 軽過ぎる
  • 体重を掛けられない
    • レネゲード・ロウができない

6種類(3.5/5.5/9/11/16/18kg)の重さは、利用者が望むものなのだろうか?

私は、12/16/(20)/24kg程度で十分です。

8kgから欲しい人がいるかもしれないしけど、4kg刻みで3〜4種類あれば良いのではないでしょうか?

というのも、ケトルベル・トレーニングでは、元々4kg刻み程度のトレーニング器具で、回数をこなすメニューが多いと思います。

現在のケトルベルを置き換えるのならば、普通のケトルベルで使用するのと同じ重さの種類が望まれると思います。

そうすると、(8kg), 12kg, 16kg, 20kg, 24kg辺りになるでしょう。この内の3〜4種類に変更できれば満足だと思います。

Bowflexの可変ケトルベルは、製品の取扱説明書によれば、体重を掛けられない作りらしいです。

ケトルベルのハンドルに寄りかかったり、ケトルベルを台にして腕立て伏せをするなど、体重を支えるためにケトルベルを使用したりしないでください。そのような場合、ウエイトプレートおよびロック機構が破損し、ウエイトプレートがハンドルから突然外れる( 落下する ) 可能性があります。重傷事故を引き起こす可能性があり、保証を受けられなくなります。

取扱説明書から引用

ケトルベルでポピュラーなメニュー、レネゲード・ロウ(Renegade Row)ができないのは残念です。

Kettlebell Renegade Row

レネゲード・ロウができない仕様は、許容できるものではないでしょう。

MRG 可変式 ケトルベル

MRGの可変ケトルベルは、上部のレバー操作で6枚のプレートを着脱できる仕組みです。

3.6kg〜18kgに調節できます。

プレートが着脱可能なので、当然遊び(すき間)があります。トレーニング中に無用にカチャカチャします。

ケトルベルは振り回すので、音がする構造は歓迎されません。

また、前腕や上腕の上に球体を載せます。肩に載せる場合もあります。

MRGの可変ケトルベルでは、上部の何枚かのプレートをセットしないと前腕に載せられません。

球体をしっかりと持つトレーニングメニューもあります。

How to Goblet Squat

プレートを多数セットしないと、球体を持てないでしょう。

全てのプレートをセットしても、遊び(すき間)があっては皮膚を挟みそうで困ります。

球体にすき間がある構造は、許容できません。

Ironmaster(アイアンマスター)社

Ironmaster(アイアンマスター)社のクイックロック・アジャスタブル・ケトルベルは独特です。

デモ動画をご覧になれば、どのような仕掛けなのか分かるでしょう。

工夫された”ネジしめ”構造で、プレートの数によらず(1回転もさせない)ネジしめでしっかりと固定されるのが特徴です。

プレートがしっかり固定されるので、ケトルベルを振り回すのは問題なさそうです。

Ironmaster Quick-Lock Adjustable Kettlebell Demo

球体であるべきところが、角に丸みのある立方体なので、扱いやすさは心配です。

前腕や上腕にフィットするのでしょうか? 慣れれば問題なさそうに見えます。

ところで、このケトルベルで使用するプレートは、ダンベルと共用です。その点がとても優れています。

Ironmaster(アイアンマスター)社のクイックロック・ダンベルは有名です。

重さを一瞬(数秒)では変更できませんが、工夫された”ネジしめ”構造で、重りの数によらず(1回転もさせない)ネジしめでしっかりと固定されます。

クイックロックダンベル レビュー IRONMASTER QUICKLOCK DUMBBELL

Ironmaster(アイアンマスター)社のクイックロック・アジャスタブル・ケトルベル、クイックロック・ダンベル共に、世界的に品薄状態が続いています。

形状の考察

Bowflexの可変ケトルベル、見た目はさておき、形状は使い勝手に影響します。

created by Rinker
ボウフレックス(Bowflex)

古くからあるケトルベルは鋳物です。多くの人が好きなのは、下記のようなバランスの形状です。

軽い重量では全体が小さくなりますが、ハンドルはそれほど小さくなりません。

手で使うものですから、ハンドルにはそれなりの大きさが必要です。

可変ケトルベルでは重さが変わっても、ハンドル部分は同一のサイズになってしまうでしょう。

ハンドルのデザインは、Ironmaster(アイアンマスター)社のクイックロック・アジャスタブル・ケトルベルが1つの答えなのかもしれません

可変ケトルベルでハンドル部分をどのような形状にするかは、むずかしい問題です。

競技用ケトルベルの形状

ケトルベルスポーツ(ギレヴォイ)用のケトルベルは、重さに関わらず同じ大きさ、同じ形状です。

重さによらず、同じフォームで扱えるようにとの配慮です。

重さによって色が決まっています。

8kg12kg16kg20kg24kg28kg32kg
ピンクオレンジ

同じ形状にするために、スチール製です。

競技用ケトルベルの形状を参考に、可変ケトルベルの形状を決めるのは良い手段なのではないでしょうか。

できれば外側の形状を競技用ケトルベルに似せて、中身でバランスよく重さを変えられれば最高です。

10個セットで40万円以上するセットが、可変ケトルベルで代用できるのなら、とても魅力です。

おわりに

すでに市販されている可変ケトルベルを観察し、ケトルベルとして満たす条件の形状を考察しました。

Bowflexの可変ダンベルのように、重さを一瞬で変えられれば最高ですが、重さの変更に少し手間が掛かっても仕方がないと思います。

外形は競技用ケトルベルで、体重を掛けられる可変ケトルベルの登場を期待しています。

使える可変ケトルベルが登場したら、別荘で過ごすロングバケーションにも持って行けそうですね!

使える可変ケトルベルの登場を待てず、今、買い揃えるのなら、仕掛けがないので壊れにくい古くから伝わる鋳物をオススメします。

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