このページでは、天然皮革のバスケットボールの保管方法を説明します。
バスケットボールに限らず、天然皮革のボールならば同様でしょう。
天然皮革はそれなりのケアが必要です。
空気を通しにくいボールケースに入れっぱなしだったり、車のトランクに入れっぱなしでは、ボールが傷むばかりでなく、道具を大切にしない姿勢が失礼ではないでしょうか。
最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。
はじめに
バッグなどの皮革製品は保管方法に問題があると、製品を劣化させてしまうことがあります。
次のような劣化がよく知られています。
- 光による変色・色あせ
- 過剰な湿気によるカビ・革剥がれ
- シワ・型崩れ
天然皮革を使用した革製品では、革がゆっくりと湿気や空気を吸収・放出しています。
そのため、革を汚れたままにしておくと、湿気や空気の吸収・放出を妨げます。
汗などで汚れた皮膚をイメージすれば良いでしょう。
天然皮革のバスケットボールでは、天然皮革に適したメンテナンスをしなければならないです。
ボールのメンテナンス
天然皮革のバスケットボールは、高級な革バッグのようにしまっておくことはありませんし、細かい傷などを気にする必要はありません。
それでも、天然皮革のパネル(ボールに貼ってある1枚の革)の状態に応じてクリーナーで汚れを落とし、保革油で保護する必要があります。
空気圧の調整は、「ボールの手入れ(2)空気圧を調整しよう!」をご覧ください。
保管のNG
バスケットボールは、頻繁に使われるものなので、高級な革バッグのように神経質に保管する必要はないでしょう。
それでも天然皮革製品ですから、次のような保管場所や方法は適切ではありません。
- 光が当たる場所
- 換気が悪く、過剰な湿気があるところ
- ボールに圧力が掛かる置き方
直射日光はNGですが、コロナ禍では短時間の日光消毒程度ならOKでしょう。
「バスケットボールの消毒方法」をご覧になれば、消毒できないことがわかります。
学校の体育倉庫はほとんどの場合、直射日光は当たりませんが、換気が悪く湿気がありますので、保管場所として適切ではありません。
ボール入れのカゴに、ボールを詰め込み過ぎるのも、無用な圧力が掛かるので良くありません。
使い終わったボールを(空気が通りにくい)ボールケースに入れっぱなしにするのもNGです。
正しい保管方法
主に、自宅で保管するときの保管方法を紹介します。
- ボールケースから出して、直射日光が当たらない場所に置きましょう!
- 浴室の近くなど過剰な湿気は避けましょう!
- 極端な高温・低温を避けましょう!
生活空間ならば、換気はされているでしょう。
直射日光が当たらない床に転がしておいてもOKです。
でも、ワックスを掛けた後は、カーペットやフローリングにワックスが付着しそうで困りますよね?
安くて便利ですが、置き台の中央は換気が悪い空間です。
ラグビーなどのキックティーは、「ボールスタンド」としても販売されています。
壁に陳列するための専用ラックもあります。
ボールを2, 3個持っているならば、コンパクトに収納したいでしょう。
ただし、7号ボールを3個置くと、ボール同士が触れ合ってしまいます。
ボールを置くところが円形ではありません(花モチーフ)
花モチーフならボールに接する部分が小さいため、ワックス掛けした後の置き場所としてもGood!
おわりに
天然皮革のバスケットボールの保管方法を説明いたしました。いかがでしたでしょうか?
状態の良いボールは扱いやすいので、プレイに良い影響があるでしょう。
天然皮革のメンテナンスが面倒でしたら、合成皮革のボールを使うのが良いと思います。
「バスケットボール、小さなボールを使ってスキルトレーニングを改善! 小さなボールが精度を向上させる!」は3号ボールを使った練習についてです。
各種サイズあり
3号:直径18.1cm, 重さ300~340g
4号:直径20.6cm, 重さ370~410g
5号:直径22cm, 重さ470~500g
6号:直径 22.6cm, 重さ510~550g
7号:直径 24.6cm, 重さ600~650g
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