バスケットボールの試合球は、用意できていますか?
- 新品のボールは滑るのでNG
- どのくらい使い込めばOK?
小さな大会であっても、ほとんどすべての試合でモルテンのボール(12面体)が使われています。
プレイヤーの評価が良くないので、なお一層イヤな気分です。
ここでは、この問題にこれ以上触れません。
モルテンのボール(12面体)、GL7XやB7G5000は感触が独特です。他のボールとは感触が大きく異なります。
試合を予定しているのであれば、普段から試合で使えるコンディションのボールを使うべきでしょう。
このページでは、ボールの規約を紹介し、使い込む(具合が良くなるまで使いならす)方法を説明します。
最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。
詳細は、下記をご覧ください。
・バスケットボールには、ネームを入れよう! 名入れ(ネーム入れ)をする「ネーム加工」サービスのすすめ
はじめに
試合球を用意することは、試合の準備の一部ではないでしょうか?
試合に合わせて道具も調整するのは、大切なことです。
さて、モルテンのボール(12面体)、GL7Xはとても滑り、新品では全く使い物にならず、無理して使い込んで使えるようにします。
使い物にならないものを使い込んで、試合球として提出できるボールを用意します。
無理して使い込むので、とても苦痛を感じる作業です。
GL7Xの後継のB7G5000は改良されて、新品のときの使い勝手が改善されています。
とはいえ、試合球として提出できる状態には程遠いので使い込む必要があります。
B7G5000になっても問題が解決したのではなく、苦痛が軽減したという感じでしょうか。
規格
ボールに関する規約をご存知ですか?
「日本バスケットボール協会バスケットボール施設・用器具規格」から、ボールの規約を以下に抜粋します。
ボールは:
「日本バスケットボール協会バスケットボール施設・用器具規格」から引用
• 球体で、幅6.35mm以下の最大12本のシーム(つなぎ目)があり、オレンジ1色、あるいはFIBAが承認した色の組み合わせでなければならない
• サイズ(号数)が表記されていなければならない
男子の全カテゴリーの大会で使用するボールの大きさは周囲749mm以上、780mm以下とし(7号サイズ)、重さは567g以上、650g以下とする。
• ボールの最底部までがおよそ1,800mmの高さからフロアに落下させたとき、ボールの最上部が1,200mmから1,400mmの高さまではずむ程度に空気を入れる
規約から判断するなら、空気圧さえ調整すれば、買ってきてすぐに試合球にできます。
だけど、そんな滑るボールを受け入れてくれる選手はいないでしょう。
まれに、大会側が試合球を用意してくれることがあります。
その多くは新品のボールを使おうとします。
選手からすると、受け入れられないです。
使い込む(具合が良くなるまで使いならす)
使い込む方法は、普通に使う以外に方法はありません。
すべって使いにくいので、普通の練習(2×2、3×3など)や、ピックアップ・ゲームでは使いたくないでしょう。
ドリブルやシュートなどのスキルトレーニングに使った方が無難です。
ガマンして使わないことには、いつまでも滑るボールのままです。とてもストレスのある作業です。
ボールを磨く
通常はボールを観察して、汚れていればクリーナーで汚れを落として、ワックスを掛けます。
新品ボールを使い込むためには、早めにクリーナー&ワックスで手入れをした方が、早くに馴染んでくる気がします。
・ボールの手入れ(1)磨こう!
・ボールの手入れ(2)空気圧を調整しよう!
どれくらい使ったら、具合が良くなる?
私は週末しかプレイしない/できないプレイヤーです。
週末だけの利用なら、2〜3ヶ月使って、ようやく試合球として提出できる状態になります。
多分、20時間以上の使用(試用)が必要なのだと予想しています。20時間の練習ではなく、ボールを使い込む時間です。
試合球の寿命は?
試合球の寿命は、およそ2年でしょう。
2年を過ぎると、試合球として提出しても採用されなくなってきます。
(プレイヤーにとっては使いやすのだけど)公認審判から見ると、劣化しているように見えて却下されるのだと思います。
試合球としては却下されても、ボールの寿命としては、まだまだ使えます。
この頃のボールは、具合が良くなるまで使いならされた逸品です。
さて、試合球の寿命に合わせて、試合球を用意しなければならないです。
個人で準備するなら、およそ2年に1個購入することになります。
詳細は、下記をご覧ください。
・バスケットボールには、ネームを入れよう! 名入れ(ネーム入れ)をする「ネーム加工」サービスのすすめ
おわりに
試合球を準備するための、使い込む(具合が良くなるまで使いならす)方法を説明いたしました。いかがでしたでしょうか?
社会人の試合に参加すると、試合球を用意していないチームもあります。試合球の提出を促されてから、テキトーに探すチームもあります。
いつでも試合球を準備できているのは理想かもしれません。神経質になって、試合球を用意する必要はないかもしれません。
しかし、道具を大切にして試合球を用意すれば、学べることがきっとあります。
あなたも試合球を用意してみませんか?
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